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横山大観--東京画壇の精鋭--展:20180114 [展覧会]

年末に休みの間に読もうと、Amazon で本を探して、

塩野七生さんの「ギリシア人の物語 Ⅲ」等と一緒に、

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雑誌ですが、「日経おとなの OFF」1月号を買いました。 2018 美術展 特集。

じぶんの大好きな、フェルメールの「ミルクを注ぐ女」のクリアファイルが付録だったことと、
今年の美術展のスケジュールも付いていたので、即買いでした。

それを見て、2018年の自分なりの美術展の予定を立てました。

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「西端150年記念 横山大観」 山種美術館  1/3~2/25

「至上の印象派 ビュールレ・コレクション」 国立新美術館    2/14~5/7

「横山大観展」 東京国立近代美術館    4/13~5/27

「プーシキン美術館展」 東京都美術館    4/14~7/8

「モネ それからの100年」 横浜美術館   7/14~9/24

「ミラクル エッシャー展」 上野の森美術館   6/6~7/29

「フェルメール展」 上野の森美術館    10/5~2/3

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今年はフェルメールが8点も10月に来ます。 もうこれだけで、ワクワクが止まらないのですが、

その他にもこんなに楽しみな展覧会がたくさん。

東京国立近代美術館の横山大観展では「生々流転」も久しぶりに見ることができます。


その予習という訳ではないですが、
1月14日日曜日、「西端150年記念 横山大観」展を見に恵比寿の山種美術館まで出かけてきました。

2018年の展覧会、「西端150年記念 横山大観」展でスタートです。

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この展覧会、山種美術館に所蔵されている、横山大観の作品をすべて展示するというもの。

初代の館長と横山大観は個人的にも友人であったとのことで、作品は量も質も一級品です。


開館10時と同時に入り、ゆっくり、今年最初の展覧会を楽しんできました。


先ずは、画巻(絵巻物)です。

「昔から絵巻物を私ほど描いたものはありますまい」と横山大観自身が言っているのだそうですが、
「生々流転」の他にも、何点かの画巻を描いているのですね。

この楚水の画巻もその一つで、中国を旅しそれを記念に描いたものであるとのこと。

≪楚水の巻 明治43年≫
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水墨で描かれた画巻、

揚子江沿岸付近の風景、楚水の朝と昼、雨と夕。
画巻は今ならパノラマ写真の様な、ビデオの様な、そんな感じのものなのでしょうか。

じっと見ていると、徐々に自分が小さくなって、

楚水のほとりに立っているような、そんな感じになりました。


今回の展覧会では富士山を描いたものもたくさんありました。

横山大観が一番多く描いたのは富士山だとのことです。

自信でも、
じぶんから進んでいつも富士山ばかり描いているわけではなく、富士山を描いて欲しいとの依頼が沢山持ち込まれるからと述べていますが、

横山大観の富士山もとても素敵です。

富士山、

やはり新年に見るのにふさわしい絵だと思います。

≪心神 昭和27年≫
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心神、古い本で富士山のことをこう呼んでいるのだそうです。

心の神、言い得て妙だなと思いますが、この「心神」の絵は山種美術館を開館するにあたり、
「それなら」と横山大観が描き、初代館長山崎種二に贈ったものだとのこと。

この美術館の宝物ですね。雲海の真ん中から輝くような富士が顔を出し、神々しい感じがしました。

≪霊峰不二 昭和12年≫
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「わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世を宇治山と人はいふなり」 小倉百人一首、喜撰法師の和歌。

真ん中より下に黒い人が描かれていますが、喜撰法師かな?

横山大観にしては珍しく画面いっぱいに描かれ、緑の松と山肌とがダイナミック。この絵にも惹かれました。

≪喜撰山 大正8年≫
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今年は生々流転、40mの画巻の大作を久しぶりに見ることができます。

生々流転にも龍巻が現れ、天に昇っていきますが、ここでも龍に会うことができました。

≪龍 昭和12年≫
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竹、

≪竹 大正7年≫
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梅、

≪梅(暗香浮動) 昭和32年≫
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松も、

多くの画題に取り上げられています。どれもとても詩情的。

朦朧体の描き方? 輪郭を持たない大気を感ずる山々と太陽の風景、

日本画独特の間の取り方。


竹も鉄骨生春の梅もですが、特に松は一目見て「横山大観の松だ」と分かります。

≪松 昭和15年頃≫
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沢山の作品が展示されていましたが、

その中で特に気に入ったのは、この春朝。

この絵好きです。

エゴンシーレの4本の木を何となく思い出してしまいました。


気韻生動、

「画論に気韻生動という言葉があります。
気韻は人品の高い人でないと発揮できません。人品とは高い天分と教養を身につけた人のことで、日本画の究極は、この気韻生動に帰着するといっても過言ではないと信じています。」

「今の世にいかに職人の絵が、またその美術が横行しているかを考えた時、肌の寒さを覚えるのはただ私だけではありますまい。」

ものすごく描写が上手であるとか、細密であるとか、横山大観の作品からはそういうものは感じません。

ただ、じぶんは、作品の中から誠実、真実、それに父性的な優しさを感じます。

多分、横山大観が述べている気韻生動、画道とでもいえるような絵画への姿勢が、

そう感じさせるのではないかと。

≪春朝 昭和14年頃≫
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向こうからじっと見つめてくるこの木兎も気になってずっと、こちらからも見つめてしまいました。

≪木兎 大正15年≫
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開館と同時に入って、混雑もなくて、

ゆっくりと、

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山種美術館の横山大観展を楽しむことができました。

酒好きで、ごはんを全然食べなかった?  実際にはおかゆだけを少しだけ食べていたようですが、

酒が大好きだったことも今回知ることができました。 親近感 。


4月の東京国立近代美術館の展覧会前に、横山大観のこと、

自分なりにずいぶん詳しくなったなと? 笑


休日らしい良い時間を、久しぶりの山種美術館で過ごすことができました。

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恵比寿の街も訪れたのはとてもとても久しぶりでしたが、

渋谷とかと比べると、落ち着いていて大人の感じ。

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入ってみたいカフェも、駅から美術館に向かう途中に何件か見つけました。

今度はカフェにも入ってみようと思います。

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そろそろお昼。

お腹が空いたのでスマホで近くのお店を探しました。

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やはり寒いので体が温かくなるもの。

少し前から食べたくてたまらなかった、味噌ラーメンで検索してみると、

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「さっぽろ 火武偉」というお店が、駅の東口にあることが分かりました。

地図を見ながら、いえ、見るまでもなく駅を出るとすぐそこでした。

出てきた味噌ラーメンを見ると、大好きな札幌の純連さんの味噌ラーメンにそっくり!!

味玉ラーメン900円、美味しく頂きました。

純連の味噌ラーメンよりも東京風? 少し優しい感じになっていましたが、寒い中歩いてきた体はポッカポカになりました。

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寒い日にはラーメン、特に味噌ラーメンなんかが良いです。

「さっぽろ 火武偉」さん、ごちそうさまでした。

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2018年の展覧会、無事スタートを切ることができました。

昨年はあまり絵を見られませんでしたが、その分も、2018年はたくさんの絵と会いたいと思っています。

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次は、「至上の印象派 ビュールレ・コレクション」 国立新美術館 。

前売りのチケットを買ってあります。

史上最高の美少女、ルノワールのイレーヌに会いに行きます。

とても、楽しみ。

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"2018/01/14 150th Anniversary Thematic Exhibition Yokoyama Taikan"
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ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 & 原田マハ_たゆたえども沈まず:20171209 [展覧会]

今年は、
特に前半は絵を見に行くことがあまりできませんでした。3月にミュシャ展に行ったくらい。

コンサートにはこの一年で12~13回行って、ミスチルの横浜アリーナにまで行きましたが、最後はN響の第9でしめる予定です。


6月の山田和樹さんのマーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」、第9番は両方の演奏とも素晴らしくて、特に第9番は久しぶりにコンサートで演奏を聴いて、知らず知らずのうちに涙を流していました。

11月には、カティア・ブニアティシヴィリのチャイコフスキーのPコン。
ぶっ飛び!! 超光速の演奏に度肝を抜かれ(チャイコのPコンでこんな感じになったのはアルゲリッチの演奏以来かも)、

12月16日はマイブームのメンデルスゾーンの交響曲第3番スコットランドを聴いてきて、至福の一時。
たくさんの良い演奏に出会うことができました。

それに引き換え、展覧会は orz … ^^;

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途中でこれはいけないと気が付いて、その時発売していた前売りチケットを3枚買いました。

落ち着いて綺麗な色彩だなと感じた、オットー・ネーベル展、

四天王の隆々の腕の筋肉に思わず惹かれた、運慶展、

そして、今年の〆にと選んだゴッホ展の3つ。

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2017年の〆の展覧会は「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」。

友達を誘って12月9日(土)東京都美術館まで出かけてきました。

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この展覧会、見て来ての感想は2つです。

一つはゴッホって思っていた以上に、日本の影響を受けているんだということ。

それから、
普通の展覧会よりも資料がたくさん展示されていて、一種、記念館か博物館のような感じだったことです。


先ずはポスターにもなっていた渓斎英泉の花魁を模した作品から。


≪花魁(渓斎英泉による) 1887年 ファン・ゴッホ美術館≫
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渓斎英泉の花魁とは左右が逆になっていますが、これはゴッホが見たのは「パリ・イリュストレ」誌の表紙で、
この表紙、何かの拍子で? 逆に印刷してしまったのでしょうか(印刷ではよくあること?)。

それにしても、ゴッホが花魁の浮世絵を模して描いた作品があるなんて、今まで知りませんでした。

背景にいる鶴やガマガエルも、浮世絵等から持ってきていると展覧会の説明書きに。

≪雲竜打掛の花魁 渓斎英泉≫
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ゴッホは浮世絵からたくさんのこと、構図や色彩の自由さや視点も間も、学んだのですね。

今回の様に、作品とその影響を受けた元の浮世絵等を並べて展示をしてくれると、本当に良く分かりました。

≪富嶽三十六景/山下白雨 葛飾北斎≫
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それから、ゴッホだけでなく、

世界的に有名な画家たちにこれほどまでに影響を与えていることを再認識し、

「運慶展」でも思ったことですが、日本の美術は世界的に見てもすごいものなんだなぁ~ !! 

≪富嶽三十六景/神奈川沖浪裏 葛飾北斎≫
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この絵も、ゴッホの色、黄色の空がゴッホらしいなと思いますが、

≪種まく人 1888年 ファン・ゴッホ美術館≫
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前景の印象的な樹は、

広重の「名所江戸百景」の本歌取りなのですね。

≪名所江戸百景 歌川広重≫
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一緒に行った友達が「今回の目玉」と言った「寝室」。


「寝室」は実は3種類あることを展覧会から帰って来て、ネットで調べて知りました。

第1バージョンはゴッホ美術館蔵のもの。1888年、ゴーギャンがアルルに来る直前に描かれたものだそうです。

第2バージョンはシカゴ美術館蔵のもの。1889年に最初のものを複製して描かれました。

第3バージョンは、1889年にゴッホの母親のために縮小して描かれたものであるとのこと。オルセー美術館蔵。

ゴッホはこの作品に何か思いいれの様なものがあったのかもしれません。調べてみたいなと思いました。

今回来ているのは第1バージョンでオリジナルの作品。

また、これもネットで調べて分かったことですが、
第3バージョンの「寝室」は松方幸次郎が購入し松方コレクションとして収集されていたもの。
第二次大戦後、戦後賠償の一環としてフランスの国有のものとなってオルセーに所蔵されたのだそうです。

そんなことがなければ、今、西洋美術館にこの絵があったかもしれません。

賠償って、そんな !!

≪寝室 1888年 ファン・ゴッホ美術館≫
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日本にあこがれ、日本に行きたかったゴッホ。

≪タラスコンの乗合馬車 1888年 ヘンリー&ローズ・パールマン財団蔵≫
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描いた絵も売れず、色々な葛藤があって…。

それだからこそ、日本は一つの理想郷と思っていたようです。 ぼくらはフランスのアルルと日本が似ているかと言われれば、きっと、 小首をかしげると思いますが、

ゴッホはアルルに日本、彼が思い描いていた理想郷を重ねていたようです。

アルル時代の絵も、全体的に孤独感や寂しさを奥底に感じますが、それまでの絵に比べて色彩は明るくなり、ぼくらが思うゴッホの感じになっていったのかと。

やはりアルルに行って良かったんだなと。

≪画家としての自画像 1887年 ファン・ゴッホ美術館≫
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色々な絵と資料が展示されていましたが、最後の方に飾られていた「ポプラ林の二人」、

この絵にとても惹かれました。

色彩が好きです。

ナビ派のドニの絵を思い出させるような構図、ポプラのパステルのような色合い。

ゴッホにもこんな絵があるんだなと。

2010年に国立新美術館でオルセー美術館展がありましたが、その時見た「星降る夜」の感じを思い出しました。

≪ポプラ林の二人 1890年 シンシナティ美術館≫
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先の方で書きましたが、この展覧会、絵画だけでなく、

ゴッホがなくなったオーヴェル=シュル=オワーズ、ゴッホの聖地。そこを訪れた多くの日本人たちの足跡を資料を展示して紹介してくれています。

ゴッホが最晩年に交友を持ったオーヴェールの医師ガシェ氏のもとには3冊の芳名録が残されていて、
憧れの画家の終焉の地を訪れた日本の画家や文学者たち240名あまりが署名を残しているとのこと。

資料の展示で、こんなに沢山の日本人が、ゴッホ詣でをしていたのも初めて知りました。

ぼくの好きな佐伯祐三もこの地を訪れて教会を描いていたのです。

佐伯祐三の作品もまた見たいな。

≪オーヴェールの教会 佐伯祐三 1924年 鳥取県立美術館≫
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ゆっくりと友達と、ゴッホとジャポニズムを堪能していたら、そろそろお腹が空きました。

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10時半の待ち合わせだったのですが、それほどの混雑もなく待たずに室内に入れたし、土曜日なのにどの絵もストレスなく鑑賞することができました。

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そうそう、

上野は今はこちらですごい混雑なのでしょうね。

19日からは赤ちゃんパンダのシャンシャンが一般公開だそうです。テレビでも見ましたが愛くるしい姿は一度は見ておきたいなと。

2年後には中国に帰ってしまうのですって。

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上野の紅葉も少しだけ見ることができました。

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いつもの中華屋さんでランチにしようと思いましたが、混雑していて入れませんでした。

アメ横辺り、色々と店を探しましたが、結局、夜は飲み屋さんなのかな ?

「酒亭 じゅらく」さんで一押しという「しびれ豚丼」を頂きました。 ^^;;

メニューの「じゅらく特製メニュー♪ ピリッとしびれる感覚がたまらなくおいしい一品です。」につられました。

「しびれ」とは山椒のこと。

注文する時に店の方から、山椒を掛けないこともできるとのことでしたが、せっかくの「しびれ丼」なのでそのまま頂きました。

じぶんたちは、それほどの辛さは感じませんでしたが、豚肉とご飯がたっぷり。お腹いっぱいに !!

そして、
噛み過ぎて顎が痛くなりました(肉が硬かったという訳ではなく肉が多くてです) ^^;

本当に、お腹いっぱいになりました。メガ盛りっていうのもあったけれど、どのくらい大盛りなんだろう??

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展覧会を見に行った時には読みかけだった、原田マハさんの「たゆたえども沈まず」。

ゴッホのことが展覧会を見てとても気になり、帰ってきた日に続きを一気に読んでしまいました。


ゴッホの弟テオの、フィンセント兄さんへの献身さ。

テオはゴッホがなくなって間もなく、結婚したばかりの奥さんと子供を残して病気で亡くなってしまいました。
とても仲の良かった、
片やよれよれの上着にすり切れた靴の売れない画家、片やセレブ相手の高級画廊の支配人の兄弟ですが、
傷つきやすく繊細な心を持つことではとても似ている兄弟。

ネタバレになってしまうのであまり書きませんが、フィンセントの命を縮めてしまったのはきっと自分だと思ってしまったのでしょう。

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もっとこの兄弟のことを知りたいと、岩波文庫の「ゴッホの手紙」も買いました。

仲の良かった兄弟、ゴッホも筆まめだった様でたくさんの手紙を残しています。

たゆたえども沈まず、
原田マハさんの作品の中ではミステリーっぽくもないし、後半になってようやくテオの奥さんヨーが出てくるまで、女性は一人も登場しないという、地味な感じですが、

強く温かい兄弟愛、読んだ後も心の中には通奏低音の様な切なさがいつまでも残っています。

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ゴッホ、観ると孤独感や寂しさ etc etc …色々な強い感情を感じてしまって、

フェルメールやモネ等が気に入っている自分としては、どちらかというと苦手な画家だったんだと思います。

でも、今回の展覧会と「たゆたえども沈まず」を読んで、ゴッホのことが少し理解できたように思えます。

ポプラ林の二人の様な好きな絵もできました。オルセー展の「星降る夜」と一緒に好きな絵に。


今年はあまり行けませんでしたが、やはり絵画は良いですね。

来年はもっとたくさん見に行くことにしたいと思います。

そうそう、来年10月には久しぶりにフェルメールが来てくれるのだそうです。しかも8点もまとめて!!

これはとっても楽しみ。 ^^

" 2017/12/09 Van Gogh & Japan & Fluctuat nec mergitur "
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興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」に行ってきました:20171015 [展覧会]

しばらく美術館に行っていませんでしたが、

オットー・ネーベル展に行って、やはり絵画は良いな、美術っていいな。


良い絵画と向き合い、

画家の時とじぶんの時とは重なっていないけれど、時空を超えて、筆の後や、ナイフのカスレや、

何より画家の心を感じ、画家がそこに閉じ込めた思いや感情たちと話ができるのは、

至福の時なのだなと改めて。

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この秋は、コンサートのチケットも何枚か買ってあります。


田部京子さん、カティア・ブニアティシヴィリ(ソロとコンチェルト)、松田華音。

今、自分の中で聴きたいピアニスト3人と、

今も続いているマイブームのメンデルスゾーンは、N響で交響曲 第3番 スコットランドをゲットしています。


芸術の秋、

普段は持てない、静かな落ち着いたじかんたち。

音楽と一緒に美術館と博物館にも行きたいと思っています。

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この日も、

母と行くつもりでチケットを2枚用意したのですが、

約束した当日、

待ち合わせの場所で待っていると、風邪をひいてしまったとの電話がありました(後日電話すると、医者に行って薬をもらって、良くなってました)。

そんなことで、急遽一人で見ることになった「運慶展」。母にはあとでチケットを送っておきました。

<国宝 無著菩薩立像 1212年 興福寺蔵>
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以前に家族でUSJ に行き、二日目はじぶんは別行動をとって、奈良を散歩しました。

その際、無著菩薩にはお会いしたのですが、

やはり、運慶、

ものすごいです。

1200年の初めの頃、ヨーロッパは中世、バロックの時代。ルネッサンスはまだ。

キリスト教一色の、お約束の中の教会美術。

ダビデやピエタを作ったミケランジェロが活躍するのは15世紀から16世紀。

なのに、

わが国ではこの様に写実的な作品が。すごいな運慶って。

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こちらも、一目見てその迫力にぶっ飛びそうになった四天王立像。

<国宝 四天王立像 13世紀 興福寺蔵>
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その大きさにもですが、今にも本当に台座から降りて来てじぶんたちの目の前に立ちふさがり、睨め付けられそう。とてつもない躍動感。

一体でもそんな感じであるのに、四体が回りをぐるっと取り囲んで展示されているのです。

この四天王像、現在は南円堂に置かれている四天王像ですが、

最近の研究で仮講堂に置かれている四天王像が運慶のお父さん、康慶作のものであり、本来、南円堂にあったものであることが分かったのだとのこと。

それで、こちらの現在の南円堂のものが本来は北円堂に、無著菩薩立像等の周りに置かれていたのでは、運慶作なのではと。

<多聞天 立像>
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四天王、どれもずっと見ていたいほど素晴らしい作品ですが、

左手に宝塔を載せ高く掲げ、それを仰ぎ見る多聞天の姿は特に動きが大きく、こんな四天王は他には見たことがありません。

運慶作とまだ確定はしていないようですが、無著菩薩立像や世親菩薩立像の周囲に置かれる四天王にふさわしい姿だと思います。

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彫刻の世界では、ミケランジェロ等の、ルネッサンスの頃のイタリアが素晴らしいと思っていましたが、この運慶展を見て認識を改めてしまいました。

西洋のルネッサンスよりもずっと早い時代に、これほどの写実的で躍動感のある彫刻が日本にあったのだと、

筋肉やこめかみに浮き上がる血管まで描写し表現しているのだと、そして威厳やその人間性までも。

運慶とその工房、恐るべしです。

<増長天 立像>
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あれっ、歌丸師匠 (笑)

東大寺の復興を不屈の意思でけん引した重源上人の坐像も、今にも何かをお話し下さるかのよう。

<国宝 重源上人坐像 鎌倉時代13世紀 東大寺蔵>
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これは、運慶の子供の湛慶作といわれる子犬。

<重要文化財 子犬 鎌倉時代13世紀 高山寺蔵>
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そして神鹿(しんろく)も、とて優しい表情、丸みを帯びて可愛らしさをそのまま、

写実的に表現され、本当にこれが13世紀に彫られたものなのかと・・・。

運慶派? この時代でもそしてこの後でも、特異な一派なのかなと?

次元を超えている、先に行き過ぎ? そんな感じもする程の革新的な作品を作り出した人たちなのだなと。

<重要文化財 神鹿 鎌倉時代13世紀 高山寺蔵>
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運慶展、
運慶の作品の他にもお父さんの康慶、そして湛慶等子供たちの作品も合わせ、37点が展示されていました。

それぞれのお寺で運慶の作品に会うのも良いですが、
東博で一堂に展示されると「彫刻」としてみることができ、お寺で見る時とはまた違った視点でそれぞれの運慶の作品に会うことができるなと思いました。

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母には振られたけれど(笑)、一人でも見て良かったなと、

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朝一番で入ろうとして、雨の中で10分くらい並びましたが、

中ではそれほどストレスなく十分に作品達を鑑賞することができました。


さて、次は何を見ようか? (実は、チケットはあと一枚別のものを買ってあります)。

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雨が降っていて寒かったこともあり、そのまま上野の駅から地元に帰って来ました。

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暖まろうと、地元横浜の「家系」ラーメンを頂きました。

展覧会が良くて、気持ちも大きくなっていたことから、チャーシュー増し増し !!

やはり時々食べたくなります。地元横浜の家系ラーメン。 ^^

" 2017/10/15 UNKEI The Great Master of Buddist Sculputer Tohaku "
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オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代:20171008 [展覧会]

音楽なら、Mozart 、Brahms 、Tchaikovsky、Mahler 、Rachmaninov etc etc…、等の作曲家が好きで、

絵だと、Vermeer、Rouault、 Monet、佐伯祐三 etc etc …が好きです。

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今年は気に入りの画家の展覧会がないことと、

バタバタとしていてゆっくり絵画を見る気持からも遠ざかっていたせい? 展覧会にはほとんど行っていません。

でも、秋になって、

展覧会に行かないのは寂しいと、ネットで面白そうなものをいくつかピックアップして、前売り券を何枚か買っておきました。

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土曜日、その一枚をもって渋谷、Buunkamura ミュージアムまで出かけました。

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渋谷の街並みも秋、ハロウィン仕様。

色々なお化けたちがあちらこちらに。 

朝になったけれど、まだ人はそれほどいない街。夜に取り残されたお化けたちがまだまだそこにも。

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今年は、映画にコンサートにと何回か訪れた Bunkamura ですが、この日はザ・ミュージアム。

10時開館でしたが、15分くらい前に行って並んで入りました。前から6番目くらい。
列もそれほど長くなかったです。

始って2日目の、オットー・ネーベル展は混雑もなく、静かに、ザ・ミュージアムで鑑賞することができました。

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静かな Bunkamura ザ・ミュージアム。

特別展でこんなにゆっくりと絵を見て回れるのはうれしいです。

ぼくも初めてですが、オットー・ネーベルって、ほとんどみんな知らない画家なんだと思います。

初めまして、オットー・ネーベル。

そんな感じで、画家の足跡、描いていった時をたどっていきました。


この絵は、シャガールの香りがぷんぷんします。笑

でも、シャガールの色彩に似ているけれど、その色の使い方とパッチワークの様に画面全体に色彩を当てはめている所は、オットー・ネーベル独特かと。

きっと生まれ故郷、または暮らしたことのある村なのでしょう。懐かしさとか安らぎとか、少し鼻の奥がツンとするような、そんな感じが見ていてしました。

<山村 1925年 ベルン美術館>
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この絵もふと立ち止まってしばらく見つめていた絵です。


ドイツに住んでいたオットー・ネーベルでしたが、ナチスの台頭とともにドイツにはいられなくなって、スイスのベルンに避難したのだそうです。
黄色い矢印はネーベルの強い意志を表しているかのようです。

ネーベルの絵画の特徴でしょうか? この絵でも細かい線が見えると思いますが、単に絵具等を平面として筆で塗るのではなくて、

キャンバス等に顔を近づけて見てみると、細かい筋、点描画の一種なのかもしれませんが、細かいうろこの様な筋で描かれていて、それが絵画たちに動きを、見る自分たちには感情を沸き立たせるのだと思います。

決して二次元の絵画だけでなく、オブジェとして作品が存在している様に思えました。

<避難民 1935年 オットー・ネーベル財団>
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全体としてパステルカラーの様な色彩。

優しい色彩もネーベルの特徴でしょうか。慈愛に満ちて街の家々の屋根を優しく照らす満月の光・・・。

優しく美しい夜の風景。

ふと、この街に訪れているかのような錯覚に陥りました。

<聖母の月とともに 1931年 ベルン美術館>
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グラデーション、色彩の使い方、これも特徴でしょうか。

エヴァカラー? 笑

<建築的な青 1933年 ベルン美術館>
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多彩な才能を持っていたネーベルは、聖堂の内側の絵画をたくさん残しています。

最初は建築家としての勉強をしていたとのこと。聖堂の内側の描写はもちろんですが、ネーベルの絵はそう言えばきちんと構成されていて、安定感がとてもあるのだと思います。

絵画には見ていて不安を感じるものもあるけれど、ネーベルの作品からは、ナチスに追われ、生活が困窮していた時期の絵を見ても、あまり不安等の負の感情は持ちません。

きちんとした安定した構成と、寒色を使っていても温かみを感じる色彩がそうさせているのでしょうか。

<煉瓦の大聖堂 1934年 オットー・ネーベル財団>
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今回の展覧会の目玉でもあるのだと思いますが、

オットー・ネーベルのイタリアのカラーアトラス、色彩地図帳の展示もありました。

点描の描き方と同じように、几帳面さが良く分かる丁寧に描かれたスケッチブックには、イタリアの各都市ごと等、ネーベルが感覚で感じ取ったその都市の特別な色たちが、

多く感じ取ったものは面積を多く、その他の色は小さくまとめられています。

<イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳) 1931年 オットー・ネーベル財団>
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見たもの、感じたものを、自らの理論で体系付けまとめ上げたものということができるのでしょうが、
こうなると内面的必然性によって感情の迸りを絵画というパフォーマンスとして誕生させるだけではないのだと思います。

ネーベルは画家であり、詩人でもあったといいます(建築家でもあり俳優でもあったとか)。

色彩として感じたものを文字でないけれど、ある種のシンボル的なものに置き換えて記録する。多彩な才能を持ったものにしかできないことなのかと。

<イタリアのカラーアトラス イタリアの色彩。ナポリ11月の空。地中海の青。1931年 オットー・ネーベル財団>
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奥さんであるヒルデが結婚する前にバウハウスで働いていたこと。

また、ネーベルは雑誌「シュトゥルム」に文章と挿絵とで参加していたこと。

それらの関係で、シャガールやカンディンスキー、それに知り合ってから長い間、家族ぐるみ、
その死まで暖かい親交のあったパウル・クレーの影響があるようです。

<シエナⅢ 1932年 オットー・ネーベル財団>
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ここに載せた一番初めの絵はシャガールの影響だとすぐに分かるし、

以降の絵は、一番仲の良かったクレーの影がちらほらしています。

その後はカンディンスキーの著作にも影響を受けていたようで、徐々に抽象画、

ネーデルは「非対象的」と呼んでいたようですが、カンディンスキーらの抽象画に影響を受けていると思います。

<灰色の廃墟 1934年 ミサワホーム株式会社>
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時代により作風も様々に変わっていくネーベル。

今回の展覧会でも色んなバリエーションを見せてもらえますが、ぼくはこの絵が一番気に入りました。


「夜明けの海」いいな。


夜のとばりがあける黎明の刹那。

原始の色彩は生まれ、闇は砕け空だけではなく海面までも金色に燃え立たせる。

浮かぶ船たちのシルエットは朝の時を刻むリズム。


情緒的なところと色彩までも共に日本的でもあるかなと。
上の絵、「灰色の廃墟」なんて平山さんのシルクロードの作品みたいです。


オットー・ネーベル、その落ち着いた色彩や情緒的で優しい感じ、日本人が好きな画家ではないでしょうか。

<夜明けの海 1961年 オットー・ネーベル財団>
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非対象絵画、

年を経てくると、今までの具象ではなく、形、シンボル、文字等が画面に描かれていく様になります。

カンディンスキー等の影響です。


それでも、安定した構成、綺麗な色彩は変わりません。ちゃんと初めからのネーベルがそこにいると思いました。

<ロンドレット(三つの三日月型) 1936年 オットー・ネーベル財団>
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この絵は中国の易経の本をプレゼントされて、それに触発されて画いたとか。


確かに中国っぽい龍が真ん中にいますね。

それに、右上には赤い顔の京劇の仮面みたいのも。 笑

ネーベルの思い描いた中国なのでしょう。ちゃんと龍には5本指があります。

<喜び 1939年 オットー・ネーベル財団>
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この後は、ルーン文字を題材にしたものを画くようになっていったようです。

古のルーン文字。神秘的な文字。


深い森の中、
こずえの上に明るい満月。

古代ゲルマンの神秘的な感じとともに、奥深く森の懐に抱かれたかのような安心感と幸福感を感じます。

満月はその光の一つ一つ、暗い森の奥にまでまんべんなく、安らぎと静けさを届けてくれるかのようです。

<満月のもとのルーン文字 1954年 オットー・ネーベル財団>
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もちろん、影響を与えた画家たち、

シャガール、カンディンスキー、クレーたちの作品もたくさん展示されていました。


印象派より後の画家たちはまだまだ馴染めなくて、良くは分からないけれど、

この展覧会を見てもっとクレーとかカンディンスキー、もちろんシャガールも、もっと見てみたいと思いました。

<シルヴィオ パウル・クレー 1928年 イセ文化基金>
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オットー・ネーベル(1892-1973)。じぶんも生まれていた時代にまだ健在だった画家です。

自然を色彩を詳細に見つめ、

それを自身の内面で分析し、理論建てキャンバスに構成して作品を生み出して言った画家。

詩人であり、エッセイストであり、建築に造詣が深く、俳優でもあったオットー・ネーベル。

知らなかったけれど、素晴らしい画家に会うことができました。

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何より、満月たち、ネーベルの作品の満月たちに会えて良かったなと。

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以前の様に、

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展覧会が来たら、何でも全部見に行くだけのパワーも、時間も無くなったかもしれませんが、

新しいもの、 例えば、

大塚国際美術館で出会った、リング、ラウリッツ・アンデルセン とかetc etc…、

そして、今回のオットー・ネーベルも、

新しい出会いは大切にしたいなと思いました。

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外に出てみれば、ハロウィンのお化けたちも流石にかすんでいて、

人がいっぱいになっていました。おまけに、衆議院選挙の演説会でマスコミや演説を聴く人達でいっぱい。
小泉進次郎さんも !!


ネーベルの世界から、現実の浮世の世界に戻ってしまった。 ^^;


気が付くと、急にお腹が空いていました。

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じぶんの中では、今、

スパゲッティ・ナポリタンがブームです。

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先日、大宮に行きましたが、

大宮はナポリタンが有名だとのこと。テレビで紹介された店もあるようで、そこでナポリタンを頂きました。

普通盛なのにとても量が多くてびっくりしましたが、味はとても美味しかった。

それから、スパゲッティナポリタン、結構病みつきです。 ^^;


この日は、渋谷のパンチョさんで頂きました。

そんなには食べられないので、小盛りの300g を頂きましたが、これでもお腹はいっぱい。

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大宮の他でも、地元横浜もナポリタンが有名だとのこと。

ナポリタンの美味しいところをしばらく、回ってみたいと思っています。

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オットー・ネーベル展の前売り券は、ネーベルのクロッキーブック付き前売り券でした。

なかなか良い出来のクロッキーブック。

色々、書いていきたいと思います。

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揃えた前売り券はまだあるので、

スタートした芸術の秋をこれから、もっと楽しみたいと思っています。

" 2017/10/08 OTTO NEBEL Bunkamura "
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新国立美術館2017年ミュシャ展:20170319 [展覧会]

あとで気が付けば、3月の3連休の中日でした・・・orz

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まして、いつもなら開館に間に合うように家を出るのですが、この日は出かける娘に時間を合わせたので、美術館に着いたのは11時過ぎでした。

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乃木坂の駅を地上へと出てみれば、チケットを買う方たちの列は2つ3つ折りくらいになっていました。

草間彌生さんの展覧会もやっているんだ !!

幸い、チケットは前もって買っておいたのでこの列には並ばずに済んだのだけれど、

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新国立美術館「ミュシャ展」の会場に入るには10分くらい並びました。

こんなに、混雑している展覧会は久しぶりです。

3連休、外して来ればよかったと気が付いた時には、すでに遅しでした ^^;

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ミュシャは30年くらい前に初めてまとまった展覧会で見て以来、

ビアズリーやクリムト、クノップフ等と同じくファム・ファタール的な女性の系譜、

日本のイラストやアニメっぽいところにも惹かれて気になる画家でした。

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特に今回は、

ミュシャの代表作ともいえる「スラヴ叙事詩」20作がすべて来ることを知り、これは見ねばなるまい!!
予告を見てからすぐに前売り券を買っておきました。

門外不出までではありませんが、全20作がすべて国外に出るのは初めてとのこと。

本当はチェコで、スラヴ叙事詩たちの「家」で、いつも展示されているところで見るのが一番なのでしょうが、
諸般の事情により? すぐには無理なので、今回の展覧会はとても貴重な機会だと思ったのです。

それにしても会場内も大変な混雑で、異様な雰囲気。

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普通の展覧会ならば、

順路に従って絵の前を一列に並んで見ていくのでしょうけれど、
今回のミュシャ展では、大きいものでは 8m×6m という大きさですから、そばによってだとその作品全体を見ることができません。

自然、見る人たちは距離をとって部屋の真ん中の方へと集まります。

そうそう、遺跡や神殿などを見て回るような、そんな雰囲気です。

混雑していたし、大きな20枚のスラヴ叙事詩が鑑賞の対象だし、もうここできっぱりと細かく見るのはやめにしました。

大きなスラヴ叙事詩の飾られているこの空間の雰囲気を楽しむこと、
それに一枚目のスラヴ叙事詩の第1作目「原故郷のスラヴ民族」を見てとても気になったことがあったので、
それを集中して見ることに決めました。

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それぞれの作品にはたくさんの登場人物が描かれているのですが、よく見ると真っ直ぐに視線を合わせてくる登場人物たちがいます。

上は、第15作「イヴァンチツェ兄弟団学校」の左下に描かれている「老いた盲人」と「聖書を音読する少年」。

彼らの視線が気になってしかたありませんでした。
じっとぼくを見つめてくるその視線は強く強く思念を送ってくるように感じたのです。
じっと見つめてくる彼らと話をすることに。

第15作の少年は、帰って来てから調べてみると、若い頃のミュシャだとのこと。なるほど強い思念と視線を感じるはずです。


下は第19作「ロシアの農奴解放」。

「子供を連れた母親」はおびえる子供を白い布でくるみ、しっかりときつく抱き、どんなものからも守るように強い視線を真っ直ぐに送ってきます。

人としての尊厳や自由などの成立が遅れていたロシアにも農奴の開放が訪れたけれど社会は混乱。不安な生活から子供だけは絶対に守ろうとしている母親。
いつの時代にも子供を思う母親の強さは際立っていると思います。
うがった見方になるけれど、緑と赤の衣服の色としっかりと子供を抱く姿をじっと見ているとマリア様にも思えてきました。

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第18作「スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い」。

左下のハープを弾きながらこちらをじっと見つめてくる少女はミュシャの娘のヤロスラヴァ。

ここには写っていませんが、右下には息子のイジーも描かれています。

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これらの作品は写真を撮っても良いとのことだったので、何枚か写してきました。ミュシャの作品を自由に写すことができるのはとてもうれしかった。


これは第1作の「原故郷のスラヴ民族」。直接カメラで写すことはできなかったけれど、とてもとても気に入ってしまった作品です。

ぼくの好きな色、ブルーで描かれたこの第1作にもこちらをじっと見つめる二人が描かれています。

第1作、スラヴ民族の黎明期。
外敵の侵入におびえるスラヴの祖先たち。
後の世もハプスブルグ家の、ヒットラーの等、常にゲルマン民族化の脅威におびえてきたスラヴの民・・・。
背景には侵入者達が、危機がそこまで迫って来ているけれど、空は満天の美しい星空。

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ミュシャ、

ファム・ファタール的な女性だけではないのだと、

綺麗なイラスト的な女性と儚げな植物文様だけでなく、チェコという国家のこと、スラヴという民族のこと、
自由、独立と言うことを強く祈り、
音楽ではスメタナの「わが祖国」があるけれど、美術でもそれらを祈念する作品をとの強い思いで描いたこれら20の作品。

争いや血の流れることを嫌ったミュシャらしく、直接の争いなどを描かず、苦悩に満ちたそれでも未来を、明るい未来を祈り続けるミュシャの作品たち。

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フランスでのミュシャではなくて、チェコの「ムハ」としての強い思念を、真っ直ぐに見据える視線をしっかりと受け止めてくることができました。

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混雑していて、ゆっくりは見ることができなかったけれど、

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それでも、素晴らしい・・・、

これも人類の素晴らしい宝だと思います。

ムハの「スラヴ叙事詩」全20作品に圧倒されました。

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少し美術館に足が遠のいていましたが、絵画もいいです。今年初めての展覧会。

ものすごく混雑していて、素晴らしい作品達のことをもっと知りたいと、カタログが欲しくて、

購入するのに20分も並んでしまったほどでしたが、

素敵な素敵な記憶に残る展覧会でした。

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ムハとヤロスラヴァたちの視線の余韻を感じつつ、

お彼岸なので母のところに、お墓へは遠いのでまたの機会になってしまうけれど、父にお線香をと思いこの後向かいました。


仏壇にお花とお線香を供え、手を合わせご挨拶。

母が作ってくれたぼた餅を頂きました。

これこれ、子供の頃からの母手作りのぼた餅の味は変わりません。


良い絵を見て、母のぼた餅を頂いてとっても良い一日でした。

母とはまたどこかに出かけようと約束。

疲れているだろうし、どこか温泉にでも連れて行きたいなと。


" 2017/03/19 Alfons Mucha "

デトロイト美術館展&原田マハ_デトロイト美術館の奇跡:20161218 [展覧会]

ジェシカ、

そしてフレッド、

あなたたちの気持ちが良く分かります。


上野の森の美術館の一枚の絵の前。

暖かな感情が・・・心のはしまで浸み込んできました。


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色々な土地で色々な出会いがあります。

盛岡駅フェザンのさわや書店さん、新大阪駅のリブロさん、高松の宮脇書店さん、札幌ステラプレイスの三省堂書店さん etc etc ・・・。

電車や飛行機の待ち時間に過ごす一時に、気に入りの本屋さんでの出会いもそのうちの一つ。


札幌ステラプレイス三省堂書店さんでの「デトロイト美術館の奇跡」とも素敵な出会いでした。

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フレッドはデトロイトの街の一軒の家に住む元機械工。
家は、これも同じ工場で働いていた父が、黒人では難しかったのでしょうが残してくれた唯一の財産。

この家で明るく献身的な妻ジェシカと、父の亡くなった後も仲良く暮らしていました。

でも、ある日ジェシカが不治の病に・・・。
保険制度のないアメリカではあまりに高額な治療費を払うことができません。家を売ってもと考えたフレッドでしたが、古い家では価値がないとの評価。

何をすることもできず、ただ最愛の大切なジェシカの命の灯が、少しずつ小さくなっていくのを見守るだけ。

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もうこれが最後になるのか・・・、
デトロイト美術館を訪れてジェシカの好きな一枚の絵の前に行くと、

「ねえ、フレッドお願いがあるの。」

「あたしがいなくなっても・・・・彼女に会いに来てくれる?」

「彼女、あなたが来てくれるのを、きっと待っていてくれるはずだから。」

「あたしも、待っているわ。あなたのこと、見守っているわ。」

「彼女と一緒に、ここで。」 デトロイト美術館の奇跡 p29


この本を読んでからその絵を見てみたいと強く思っていました。

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それから1ヶ月半くらい経ち、
ようやく12月18日の土曜日、ジェシカとフレッドの「彼女」に会うことができました。

上野の森の美術館のエントランスにはデトロイト美術館の壁画、原田マハの小説にも書かれていたディエゴ・リベラ「デトロイトの産業」もタペストリーの様に展示されていて、館内に入る前から心臓が高鳴ります。

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彼女に会いに行ったのですが、やはりアメリカでも有数の名画の所蔵を誇る美術館です。

浮気ではないですが、惹かれる絵が何点かありました。


先ずは一番初めに展示してあったルノワールの 「白い服の道化師」。この絵、とても気にいってしまいました。

真珠の様に輝くようなピュアな白。全体から優しさが、かわいらしさが滲みでてきます。
部屋に飾っておくならこういう絵が良いな。

モデルはルノアールの息子、当時7歳のジャンなのだそうです。

早く彼女に会いたいのですが、しばらく釘付けになっていました。

《 Renoire The White Pierrot 1901-1902 》
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それから、この展覧会のポスターにもなっているゴッホの自画像も。

ゴッホの自画像は何点かありますが、これも目力が感じられます。二つの目だけではなくて画面全体から。

絵筆だけでなく指で絵具を塗った跡があり、ゴッホがここにいると感じさせてくれる絵でした。

《 Gogh Seif Portrait 1887》
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ナビ派のドニも気になる画家なのですが、

このポスターの絵画版は彼のものにしては変わっているのかな?  ポスターだけにパステル調の色彩でなく、描き方はアール・ヌーヴォーの作品の様で記憶に残りました。

《 Maurice Denis La Depeche Toulause 1892》
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印象派の画家たちと同じころに活躍したルドンは、目玉や怪物、奇怪な人物等、幻想的な作品をたくさん残しています。

そんな作品のイメージの中で、この「心に浮かぶ蝶」は、山種美術館で見た速水御舟の「炎舞」を思い起こし、なんとなく和的な感じもした一枚でした。

《 Redon Evocation of Butterflies 1910-1912》
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そして、

そして、

ルノワール作「画家の夫人の肖像」にやっと・・・。


何回か同じ感覚を持ったことがあります。フェルメールのミルクを注ぐ女、モネの水連 etc etc …。

絵の周りが輝いている、この絵だけ明るく感じる。


ただ、じっとこの絵の前で佇んでいました。

セザンヌの絵でこんなに好きになったものは他にはありません。


「なんだろう、この感じ・・・
 あるとき、ふと、この絵の中のマダム・セザンヌは、なんとなくジェシカに似ているんだと気が付いた。」

「彼女はフランス人で、白人で、ほっそりとしていて、不機嫌で、何もかも全部ジェシカとは違う。
 それなのに、すべてが似ている、と・・・」

---彼女、お前に似ているね。      デトロイト美術館の奇跡 P26


《 Cezanne Madame Cezanne 1886》
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不機嫌なのかな? それにフランス人というよりも東洋的な感じもして。

でも長い時をかけることでしか生まれてこない、ある種の親密さを感じて、

愛おしさや優しさも感じられて、

フレッドのジェシカへの思いも・・・。

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美術館は久しぶりでした。

1月に「君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ」展

2月に「フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」展

7月に「メアリー・カサット」展を見て以来ですから、今年4つ目の展覧会はほぼ半年ぶり。

4つしか見なかったけれど、どれも心に残る良い展覧会だったな。

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開館と同時に入ってゆっくり見たのでお腹が空きました。

一人だったので、上野の駅中の東京じゃんがらラーメンで、半熟卵入りラーメン。

テーブルにあった辛子高菜と紅ショウガをのっけて、「ずずずっ」と!!  熱々のところを頂きました。

ラーメンは久しぶりでとても美味しかった。

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札幌で出会った原田マハの「デトロイト美術館の奇跡」で知った「Madame Cezanne 」。

今年見た中ではフェルメールと共にとても良い作品でした。

デトロイト美術館展は1月21日までです。
ぼくが行ったのは土曜日でできませんでしたが、月曜日と火曜日には写真の撮影も許可されています。
好きな作品を自分のカメラに収めてくることもできるのですね。

『来年はもう少したくさんの絵画たちとも出会えるようにしたいな』等と、改めて思わせてくれる素敵な展覧会でした。


さて、今年も残すところ10日を切ってしまいました。色々と片付けないといけないこともありますが、この3連休は楽しみたいと思います。

クリスマスも、明日はN響の第9も待ってます。皆さんも良いクリスマスを ♪  ^^v

" 2016/12/18 Detroito Institute of Art Exhibition & DIA A Portrait of Life "


メアリー・カサット展_横浜美術館:20160718 [展覧会]

楽園のカンヴァス、http://wolfym.blog.so-net.ne.jp/2014-10-13

ジヴェルニーの食卓、http://wolfym.blog.so-net.ne.jp/2015-11-01

ロマンシェ、http://wolfym.blog.so-net.ne.jp/2016-02-05

黒幕のゲルニカ、http://wolfym.blog.so-net.ne.jp/2016-06-07


原田マハさんの絵画ものはみんな大好きな作品です。 

そんな素晴らしい作品の関係する展覧会、
ジヴェルニーの食卓とモネ展、ロマンシェと「君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ」展は、
読んだ話と展覧会がコラボしているようでとても素晴らしかった。

モネはジヴェルニーの食卓を読んで展覧会に行って、以前よりもずっとずっと好きになりました。

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7月の3連休、海の日のこと。


最近、疲れていて感受性が落ちているのか、絵を見たいと必死には思わなくなっていました。

それでも気になる展覧会のルノワール展とメアリー・カサット展。 

暑いし、あまり気のりもしないけれど・・・時間はあるから、近い方かな。


原田マハさんのジヴェルニーの食卓の「エトワール」に出てきたメアリー・カサットにしようと、横浜美術館まで出かけてきました。

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そんな、気乗りのしないままでかけた展覧会でしたが、

原田マハ絵画ものファミリー?、メアリー・カサット展は予想以上に素敵でした。


先ずは、たくさんの展示されていた作品の中で気に入ったもの。


この絵良いなぁ~、
二人の子供の絵と言うとゴーギャンの絵をぼくは思い出すのですが、その絵よりも気に入りました。

仲の良い子供二人、姉妹かもしれません。一緒に浜辺に座って、

仲が良いのだけれど、寄り添いながら、それでも子供特有のしっかりとじぶんの世界の中一生懸命にめいめいが遊んでいる、そんな感じが伝わってきます。しばらく、じっと見ていました。
頬っぺたの感じもぶくっとふくよかでバラ色。そっと触れてみたくなります。

上にちょこっと見える水平線を境とする空と海。
心地よい波と風の音も聞こえてきそう。

この絵が一番に気に入りました。

<浜辺で遊ぶ子供たち 1884年 ワシントン・ナショナルギャラリー>
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ドライポイントで製作されたこの「農家の母と子」は全体の色彩、藍色とグラデーションの緑色の色彩がとても素敵です。

三角形の落ち着いた構図、お母さんと子供の信頼しきった感じが醸し出されていると思います。

それに、何と言ってもこの絵で一番気に入ったのは、真っ直ぐに前を見つめる子供の表情。

とっても可愛い。

<農家の母と子 1894年 メトロポリタン美術館>
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見ていてなぜかセザンヌがいるって思った作品。

ジャポニズム、浮世絵の影響を受けているのでしょう。

展覧会の解説にも書いてありましたが、輪郭線、線がすごいなぁ~。それにやっぱり背景のブルーの色彩感覚がすごいなぁ。

<沐浴する女性 1890年~1891年 プリンマー・カレッジ>
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メアリー・カサット、描いたものは女性と子供、そして母と子だと思うのですが、女性画家らしいテーマ。
数多く書かれている母と子の絵の中ではこの「母の愛撫」が一番気に入りました。

絵は母の愛撫ですが、子供のぷっくらとした可愛い掌で愛撫されているお母さんの頬、閉じた右目の表情が、ものすごく幸せそうです。

母と子の自然な。天地がそこにできるよりも前に、もしかすると神様でさえ自明のものとして宇宙の真理の一つとして認めてしまうのかもしれない、
悔しいけれど、父親には入り込めないような深い信頼と愛がここに描かれているのだと思います。

<母の愛撫 1896年頃 フィラデルフィア美術館>
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そうそう、メアリー・カサットは印象派の画家。

印象派に加わる経緯、
そのきっかけとなったドガとの出会いは、原田マハさんの「エトワール」に書かれています。

ウインドウに鼻を押し付けて見入ってしまったメアリー、ドガの絵・・・。印象派展へ、ドガのメアリーへの誘い。

ドガとメアリーとの関係は実際にはどうだったのでしょう?

<眠たい子供を沐浴させる母親 1880年 ロサンゼルス郡立美術館>
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この2枚はこの展覧会で印象派らしいなと思った作品です。

特に「タペストリー・フレームに向かうリディア」は向かって左側の窓からの優しい光がとても素敵でした。

フェルメールの永遠の光。一瞬を閉じ込めてしまった光を思い出しました。

メアリー・カサット、印象派の画家なんだと納得した作品です。

<タペストリー・フレームに向かうリディア 1881年 フリント・インスティチュート・オブ・アーツ>
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つい最近、DVDをTSUTAYAで借りて「黄金のアデーレ名画の帰還」を見たのですが、とても面白かった。

久しぶりに映画らしい映画を見たなと思いました。映画もたまには見ないとなと。


その映画にクリムトの「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」の正式な持ち主の役でアカデミー賞女優のヘレン・ミレンが出ていましたが、とても美しかった。

晩年のメアリー・カサット、ヘレン・ミレンに似ていると思いました。

知的で美しい素晴らしい方だったのですね。

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日本風。

<手紙 1890-1891年 アメリカ議会図書館>
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メアリー・カサットも
他の印象派の画家同様、浮世絵に興味を持ち日本の美術に影響を受けたのがよく分かりました。

構図や平面的描き方トリミング。

それだけでなく描かれた女性たちも日本人のようです。

背景に例えば「いろはにほへと」、
短歌や和歌、そんなものを書いても違和感はないかな。

<午後のお茶会 1890-1891年 プリンマー・カレッジ>
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どうして、

人の顔や犬を詳細に描き、周りは省略? 荒いまま残しているのだろう?

数枚の絵を見てそんな疑問。

<犬を抱くラズベリー色の服の女性 1901年 ハーシュホーン美術館>
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そうなんだ、

<母と子 1901-1902年 個人蔵>
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周りを書き込まない方が、見て欲しいもの、

表現したいものをより引き立てることができるんだ。

写真のボケの効果と同じなのかもしれない。

近くよりも、少し離れて見て、より一層その感じがよく分かりました。

<ソファに腰掛けるレーヌとマーゴ 1902年>
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原田マハ「エトワール」

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きっと主人公はドガが残したバレリーナ、少女の像。

メアリー・カサットはこの作品では狂言回しなのかもしれません。

本を読んでどんな女性なのだろう?

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どんな絵を描く画家なんだろう? と思っていました。

裕福な恵まれた家庭に生まれた女性、
上流階級の穏やかでゴージャス、可愛い子供たちに囲まれた生活が保障されていたのに、

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父親からはようやくの許しを得て、でも最低限の援助しかもらえずに、

女性、アメリカ人等という、いくつかの困難さを背負ってのパリでの画家修業は大変だっだろうなと思います。

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原田マハさんの「エトワール」で興味を持ち、そして今回の展覧会でその作品に触れ、買ってきた図録でメアリー・カサットのことを読み、少しだけですが彼女のことを知ることができました。

アメリカでさえ女性の参政権が得られていない時代。

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女性画家の数は少なく、

描く絵には女性らしいという理由で柔らかな線や筆遣いを求められていた時代。

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メアリー・カサット、女性画家の先駆者として数多くの困難を乗り切ってきたのだと思います。

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女性の地位向上のための活動などでは、兄や弟との確執もあったようだし、

生涯独身であったし、きっと色々なものを犠牲にもしてきたのかなと。

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今度は、メアリー・カサット自身のこと、そんなこと達を原田マハさんに書いて欲しいなと思いました。

それと、映像化するならメアリー役はぜひヘレン・ミレンでお願いします。

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メアリー・カサット展を見た後、横浜美術館の収蔵作品達(キリコやダリやetc etc ・・・)を久し振りに、

のんびりと鑑賞させてもらって外に出ました。

濵のみなとみらい地区は外に出てもたくさんのアート。 

クィーンズイーストには催し物? ピカチュウがいっぱいでした。

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そういえば、昨日からでしたっけ?

ポケモンGO が日本にも配信されましたね。濵だけでなく日本中で今、ピカチュウ探しかもしれません。

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日本丸は総帆展帆の日でした。

そういえば、前回散歩した時も総帆展帆だったな。

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みなとみらいの日本丸は凛々しくて素敵ですが、

帆を張った日本丸がやはりとってもかっこいいです。

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横浜美術館でゆっくり、

そして、日本丸のあたりを散歩して、そう言えば起きてから何も食べていないのに気が付きました。

暑いしあまり食欲がないこともあって忘れていました。

駅に着けばカツオと醤油の出汁の良い香り。いつものように桜木町駅の川村屋さんで、

おばさんたちに天玉蕎麦を作ってもらって美味しくいただきました。

前にも書きましたが、ここの立ち食い蕎麦はちょっと違います。創業は1900年、桜木町が初代横浜駅だったころからの営業、歴史と伝統、それに天然出汁にこだわった美味しさ。

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多少体調が悪いせいもあって感受性も、出かける気力も落ち気味ですけれど、

出かけると色々なものに出合えます。

家でくすぶっているよりはエイヤッと潔く出かけてしまった方が良いかな ^^

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メアリー・カサット展、

母と子の優しい情愛にあふれていてこころがほっこり、幸せと優しさのおすそ分けをもらった展覧会でした。

とても良かったです(気乗りがしないで出かけたことは・・・シッー ! 内緒です ^^;) 。

" 2016/07/18 Mary Cassatt Retrospective "

フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展:20160220 [展覧会]

18枚目のフェルメール。

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2007年、「ミルクを注ぐ女」に新国立美術館で会い

あの、一瞬の、永遠の光に魅了されました。

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それ以来、来日したフェルメールは欠かさず観ていますが、今回初来日の「水差しを持つ女」は、
ぼくにとっての18枚目。

1632年に生まれて1675年に亡くなったフェルメール。 
現在フェルメール作と言われている作品は「?」が付くものも含めて37点。
18枚というと、その作品のおよそ半分になります。

海外で見たものは1点だけなので、日本の美術館も頑張ってくれているのだと思いますが、

もっともっとフェル様の作品が見たいので、もっともっと頑張って作品を連れてきてくれるといいな。

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2月20日、友達を誘って六本木ヒルズ52F 森アーツセンターギャラリーに出かけてきました。

今回の展覧会、フェルメールとレンブラントの作品だけでなく、質の高い絵が多く来日していると思いました。


先ずは風景画で気になった2点。

メインデルト・ホッベマの「水車小屋」は、
水が流れ落ちるその瞬間をまるでカメラで撮った写真の様に描いています。
17世紀のオランダ絵画で、この様に動きを一瞬で捉えた作品ってあまり記憶がありません。

メインデルト・ホッベマ、よほど動きのあるものの描写に自信があったのでしょうね。

≪メインデルト・ホッベマ 水車小屋 1666年 62.0×85.5≫
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同じく風景画では、ヤーコブ・エッセンスの真ん中に大きな木を配した絵もすごいなと思いました。

真ん中にどーんと大きな木を置いた構図は、とても大胆で描くには勇気がいるだろうなと。

≪ヤーコブ・エッセレンス フェヒト川沿いに集う人々 1660~65年 100.3×81.3≫
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ピーテル・クラースゾーン。

2012年に開催された「マウリッツハイス美術館展」でフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」と一緒に、骸骨を描いた静物画「ヴァニタスの静物」を見て記憶に焼き付いています。

この人の静物画はとにかく細密。グラスに写りこんでいるこちら側の窓、室内の様子、皮を剥いたレモンの果実の透明さはすごいなぁ。

≪ピーテル・クラースゾーン 銀器やグラス、皮の剥かれたレモンのある静物 1660年 64.2×48.2≫
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フェルメールの追っかけをしていると、先ほどのクラースゾーンと同じように、自然と目にすることが多く自然に「チーム・フェルメール」? 好きになった画家が何人かいます。

カレル・ファヴブリティウスは、レンブラントの弟子とのことですが、
カラヴァジョ風の背景が暗くてスポットライトが当たったような作品とは異なり、どこかフェルメールの光たちを思わせる優しい光を作品の中に探すことができる画家です。

1654年、この作品が書かれたその年にデルフトの火薬庫の大爆発に巻き込まれてなくなってしまいました。
フェルメールの先生とも呼ばれている、カレル・ファプリティウス、
もう少し長生きしてくれていたら、フェルメールとはまた少し違った素敵な作品を残してくれていたのではないかと残念です。

「マウリッツハイス美術館展」で見た「ゴシキヒワ」も好きな絵。

≪カレル・ファプリティウス 帽子と胴よろいをつけた男(自画像) 1654年 70.5×1.5≫
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「チーム・フェルメール」の中で、その光がフェルメールに通じるなと思うのがカレル・ファプリティウスなら、風俗画の構図の面では、ピーテル・デ・ホーホです。

たくさんの風俗画があり画家がいる中で、落ち着いたデ・ホーホの感じはとても好きです。

この絵の向かって左の通路は、フェルメールの小路を連想してしまいます。
フェルメールもきっとデ・ホーホの作品をたくさん見ていたのでしょうね。

≪ピーテル・デ・ホーホ 女性と召使のいる中庭 1660~61年 73.7×62.6≫
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そして、今回の展覧会の目玉の一つにもなっているレンブラントの作品。

ローマの戦の女神ベローナ。

左手に持つ盾の質感、描写はすごいな。恐ろしくて描かれたメドゥサの首を長くは見ていられませんでした。

≪レンブラント・ファン・レイン ベローナ 1633年 127.0× 97.5≫
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そして、18枚目。

ヨハネス・フェルメール「水差しを持つ女」です。 はるばるニューヨーク メトロポリタン美術館から六本木にやってきてくれました。


別格。

展覧会には「17世紀オランダ黄金期の巨匠たち」の、かなり質の高い絵がずらりと並んでいるのですが、
森アーツセンターギャラリーの壁面に展示されているフェルメールの一枚は
そこだけ優しい光を放っているよう。
40cm程四方の作品が、それ自身、絵画の中から光を放っているように感じました。

ミルクを注ぐ女の時にも同じように感じましたが、ミルクを注ぐ女の時の光より、優しいひかり。


ぼくらはただただ、

その光を感じている。至福の時。

≪ヨハネス・フェルメール 水差しを持つ女 1662年 45.7× 40.6≫
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絵の中の光の量、従って明るさ、画面の切り取り方(写真のよう) etc etc ・・・、他の画家たちとは明らかに異なっています。

SFの世界ではないけれど、違う時代から1660年代にタイムスリップしたフェルメールという画家がいたのではないか? などとも思ってしまう。


静寂な朝、身支度をする一人の女性。

この絵の中の光、全部が好きですが、窓枠に今差し込んだばかり、
窓枠にたまって明るく輝いている光たちが特に好きです。

よく見ると、窓には白い雲も映りこんでいました。

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友達と、一回り展覧会を見て、もう一度フェルメールに戻って、

そんなに混んでいなかったので、近くに寄って、少し離れて「水差しを持つ女」をじっくりと鑑賞してきました。

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満足。

そして、お腹が空きました (笑) 。

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5F のレストラン街で、先ずは冷たいビールを一杯。

お疲れ様~ !! フェルメールよかったね!!


こころにたっぷりと栄養を取った後は、体にも栄養です。

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ハンバーグのランチ、

ホイル包みのハンバーグと、トマトのサラダ、パンを頂きました。

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久しぶりに会った友達と、近況の報告やこの日の展覧会のこととかを話していて、

自分にとって18枚目であるとの話をすると、友達はもっとたくさん見ているとのことでした。


そういえば、2007年以降、ぼくが見ているフェルメールは彼と全部一緒に見ているのでした。

ぼくが海外で見たのはウィーン美術史美術館の「絵画芸術」だけなのですが、彼は他の海外の美術館でも見ているとのこと。

う~ん、負けてる (笑) 。

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フェルメールの後も、楽しい時間を過ごすことができました。

今、東京には、カラヴァッジョ、ダ・ヴィンチ、ボティッチェリ等のすごい絵がたくさん来ています。

それらも見に行こうと、またの再開を約して友達とわかれました。

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一人で、のんびり、自分のペースで鑑賞するのも良いですが、

見た後であれこれと話しをしながら、冷たいビールを頂ける友達と一緒に鑑賞するのも良いものです。

まして、鑑賞した絵がフェルメールのものであるならば、なおさらです ^^v

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図録と「水差しを持つ女」のトートバックを買ってきましたが、使わないでしょ? とトートバックは娘にとられました。

そうかなぁ~? 休みに出かける時に自分で使おうと、PL6みたいな小さなカメラと文庫本で・・・等思っていたのですが (笑) ^^;


展覧会に出かけた後、感じてたこと優しい光のこと等を寝かしていたら、記事がこんなに長くなってしまいました。

フェルメールのことなら、まだまだ書けますが、とめどなく (笑)、

切りが付かないので、この辺でやめておきます。


あっ、もう一言だけ?

18枚目も 別格で 満足 ^^v


" 2016/02/20 VERMEER AND REMBRANDT THE MASTERS OF 17TH CENTURY DUTCH GOLDEN AGE "

原田マハロマンシエ&「君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ展」:2016023 [展覧会]

寒いから、よけいぬくぬくのお布団からは抜け出せない。

でもでも、どうしても起きなくっちゃならなくて。
家族はみんなまだ寝ているけど、清水じゃなくてマッキンレーの山頂から飛び降りちゃうつもりで、
ようやくお布団から抜け出した あたし・・・。

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ということで(笑)、

1月23日の土曜日、東京ステーションギャラリーへと向かいました。

昨年初めて、鴨井玲の展覧会で訪れた美術館ですが、東京駅の赤レンガそのままの壁に展示された絵画たちの

雰囲気がとても良くて、一回訪れてとても気に入った美術館です。

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今回は、一冊の本を読み終えるための美術館訪問。

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あっ、

冒頭は特に頭がおかしくなった訳ではなく、

その本を読んでいると自然に? そんな風になってしまった訳で・・・(笑)。

小説の主人公の美智之助君のこころの中での話し方に、本を読み進めていてだんだんと染まってしまったのです。

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原田マハの新刊「ロマンシエ」。盛岡出張の際に盛岡駅のさわや書店フェザン店さんで見つけて買った本。

帰りのはやぶさの中でどんどん読み進み、東京駅に着けば、「あら、もう東京? (笑)」。

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美術学校の卒業制作で最優秀をとった美智之助、賞品はパリの美術学校への留学。

代議士の父親からは政略結婚? 党の幹事長のかなり年のいった一人娘との結婚を迫られていることもあり、

卒業後の進路も決まっていないことから、パリへの留学を決める。

ところが、国立の美術学校と思い憧れのパリを訪れたものの、留学先の学校はそのそばにある一美術塾で・・・。

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かくして、美智之助のパリでのかなりおかしな生活が始まるのですが、ふとしたことから、有名小説家であり美智之助も大ファンである女流小説家の羽生光晴と出会い、またリトグラフ工房のidemとそこで働く人たちと出会います。

幼いころから男の子と遊ぶより女の子たちとシルバニアファミリーで遊ぶことが好きで、あこがれる対象もかっこいい男子であった美智之助。

パリに訪れる際も、ひそかに恋い焦がれる同級生の高瀬君とのつらい別れがあったのですが、光晴やidemの人たちとの生活の中で真のじぶんを見つけていく・・・。

かなりドタバタで、カーチェイスの場面などアニメのルパン三世をほうふつとさせる場面もありますが、
最後の海の場面、キスの場面はジーーン。

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そんな小説と、実際の展覧会がコラボしていると本で知り、やはりこの本を読み終わるには開催されている展覧会に行かねば。

それで、ぬくぬくとしていた布団から、マッキンレーの頂上から飛び降りるつもりで、抜け出した訳です。

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パリのリトグラフ工房「Ⅰdem Paris」、

ピカソやマチスやその他現代までの著名な多くのアーティストがここの魅力に取りつかれ、作品を制作した工房。

そこで制作されたリトグラフの数々を展示した「君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ」パリ・リトグラフ工房idemから ―現代アーティスト20人の叫びと囁き展、とても見甲斐がありました。

<ジャン・ミシェル・アルベロラ 地理 2014>
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映画監督のデヴィッド・リンチの作品、JRの写真との融合の作品、表現もいろいろ発想も様々で、アーティストたちが魅了されその制作に取りつかれてしまうのも、今回展示の作品たちを見ていると分かる気がしました。

<ダミァン・ドゥルベ いかさまのサイコロ 2011>
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そうそう、小説ではこの展覧会の企画は美智之助の憧れの高瀬君であり、美智之助もこの展覧会に作品を出展することになっています。

また、羽生光晴が書き下ろしの文章をこの展覧会のために書くことにも。

<JR 「テーブルに寄りかかる男」(1915-1916)の前のポートレート、パブロ・ピカソ、パリ、フランス  2013>
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展覧会で買ったカタログには、約束通り羽生光晴(原田マハ)としてidem のことが書かれていました。
羽生さんは高瀬君との約束をちゃんと果たしていました。

とすれば、美智之助の作品も。

どの作品が美智之助の作品かな? そんなことを思いながら、「ロマンシェ」、
最後のページたちは「地球の真ん中で叫んだところが真ん中なのだ」展を鑑賞することで読み終わりです。

<JR 女性たちはヒーロー プノンペンの活動 2011>
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さすが原田マハ作品。さすがキュレーターの資格を持つ原田マハさんならではの世界。

<デヴィッド・リンチ 頭の修理 2010>
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「楽園のカンヴァス」で原田さんと出会い、面白かったのでその後もいくつかの作品、「風のマジム」や「でーれーガールズ」を読みました。

「ジヴェルニーの食卓」は、昨年開催されたマンモッタン美術館「モネ展」で、晩年の睡蓮たちとブランシュの絵画たちとの出会いがあり、忘れられない作品になりました(ぼくの中ではこの展覧会も小説とのコラボでした)。

<パルテレミー・トグォ 裸のアマゾン 2009>
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そして、今回のロマンシェです。

小説と実際の展覧会のコラボってすごく楽しい企画です。どちらも忘れられなくなります。
原田マハの作品ならではです。

次も今回の様に小説と展覧会のコラボがあるといいな。

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とってもとっても感動して、むねがきゅんきゅんしちゃった、高瀬君、羽生光晴先生ありがとう。♡ (美智之助心の言葉風に 笑 )。

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展覧会に「ロマンシェ」を持っていくと、1000円のチケットが700円になりました。

300円お得ですが、それよりも、

本の帯に、割引のスタンプを押してくれます。これが欲しかった。

これを押してもらって、本当に「ロマンシェ」読みきりです。

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今年初めての展覧会は、原田マハ作品とのコラボ企画の展覧会でした。

企画としても面白かったし、リトグラフをこんなにたくさん一度に見たのは初めてでしたし、とても興味深く鑑賞できました。

さて、次はフェルメール。

久しぶりにフェルさまが来日しています。これは絶対に行かなくては!!

" 2016/01/23 Romanceer & Idem Paris Maha Harada ♡ "

モネ展 東京都美術館:20150919 [展覧会]

リリー・クラウスとか

最近読んだ長谷川等伯とか

その人の生き方や考えを方を良く知ることによって、今までとは違ったように演奏を聴くようになったり、
絵画を見るようになったりすることがあります。

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昔読んだ本を読み返したときの、

新たな感慨に耽ったり、新しいことに気が付いたりするのと同じなのかもしれませんが、

感覚で見たり聴いたりするのももちろん大切ですが、経験によってもっともっと深く理解することができることもあるのだと思います。

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クロード・モネ、
印象派の中では好きな画家でしたが、

睡蓮と、輪郭がなく光にあふれた作品の偉大な画家と言うくらいの認識でした。

でも・・・、
原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」を読んだときから、クロード・モネのことが頭から離れなくなっていました。
ぼくにとってのフェルメールやルオーと同じように、とても大切な画家になっていました。

それまで感じていた睡蓮や朝の光たちとは違い、一層の輝きと煌めきをカンヴァスから感じるようになっていました。


モネの人となり、その半生、
白内障を患い、最愛の妻や長男や友人たちには先立たれた晩年の悲しみ。その中で自らの最後の大作、睡蓮の壁画に挑む苦悩・・・。

そして、作品の主人公、早くなくなってしまったモネの長男の嫁、ブランシュの義父、モネに対する献身さとその愛おしさ・・・。 


上質な作品は読んだ後、日が経つほどに、心の中で静かに発酵していくのですね。

感動は夜の湖の波紋のようにしずかに・・・静かに・・・知らぬ間に心の中に広がっていました。

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そんな時、「マンモッタン美術館 モネ展」が開催されることを知ったので、

初日の9月19日に友達を誘って東京都美術館まで出かけてきました。

開館前10分くらいに美術館に着くと、階段の上に長い列が見えてきて、これは大変な混雑の時に来てしまったかな?
一瞬思いましたが、まだ美術館の開館前で門が開いていないせいだと分かり、友達と一安心 (笑)

≪雪の効果、日没 1875年 53×64≫
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開館時間になり、10分ほど待ちましたがモネ展初日、

ゆっくり、まったりと楽しんでくることができました。


モネの雪の絵良いなぁ~。

この前オルセー美術館展で見た「カササギ」、とても素敵な絵でしたが、「雪の効果、日没」もとても気に入りました。

寒いのだろうけれど、冬の日の夕方の一瞬をとらえていて、白い雪の上には夕暮れ時の色々な色彩の光が、一日のお別れを言いに舞い降りてきているかのようです。

薄い茜色から、センチメンタルと優しさが伝わって来て、とても気に入りました。

≪霧のヴェトゥイユ 1879年 60×71≫
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「霧のヴェトゥイユ」・・・、

モネは最初の奥さんカミーユを病気で亡くしています。最愛の妻、二人の幼い男の子を残して・・・。

この絵が画かれた1879年はカミーユのなくなった年だそうです。

そんなことを知ると「霧のヴェトゥイユ」霧の中からモネの悲しみが湧き上がってくるようで、しばらくこの絵から離れることができませんでした。

感受性の強い優しい人だったのではないかな?

少し離れて霧の景色の中にずっと佇んでいました。

≪印象、日の出 1872年 50×65≫
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そして、今回の目玉の一つ。

「印象、日の出」。


展覧会でその絵の周りだけ輝いていたという経験を、ぼくは一度だけ持ったことがあります。

フェルメールの「ミルクを注ぐ女」と展覧会で出会った時だったのですが、

今回、2度目の経験となりました。 綺麗な、静かだけれど暖かい、穏やかな色彩・・・。展覧会の中でここだけがほのかな光を発しているかのようでした。

後景の明るいグレーのシルエット、中央より少し向かって右に上る太陽のピュアなオレンジ色。

画面に奥行きを持たせ、引き締める船頭の操る船の潔い黒色。


ただ、もう何も言えずに近くに寄ったり、少し離れて景色を眺めるように佇んでいたり・・・。ぼくはこの絵に会うのは確か2度目だったと思うのですが、今回、本当に好きになってしまいました。

印象派呼ばれる絵画の活動の名前のルーツ、それだけでもすごい画だと思うけれど、そんなことを抜きにしても、
やはり素敵な、

素敵な絵です。

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展覧会には、モネの画いたこんなカリカチュアも(笑)。

展覧会に行くと、画家たちの今まで知らなかった活動をも知ることができて、楽しいですね。

≪睡蓮 1907年 100×73≫
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そして、モネの睡蓮たち・・・。

≪睡蓮 1916-1919年 200×180≫
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睡蓮の絵たちをこんなにゆっくりと鑑賞したことがなかったのですが、

≪睡蓮 1917-1919 100×300≫
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年代別にモネの睡蓮たちを見ていくのはとても興味深かったです。

1926年12月5日になくなるまで、ジヴェルニーの庭で光たちに囲まれながら、睡蓮の絵を画き続けたモネ。

≪しだれ柳 1921-1922 116×89≫
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このしだれ柳も、この前の睡蓮も、もう原型は光の中に溶けてなくなって、ただ光だけがそこにはあります。
20世紀の抽象画の先触れの様に言われることがあるようですが、

きっと目を悪くしたモネには、ジヴェルニーの庭の光たちが、このままに見えていたのだと思います。

光を愛し、その一瞬を捉え続けたモネ。

その姿勢は生涯ずっと変わらなかったのだと・・・、そう思います。

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10月20日からは、もう一枚の大作が「印象、日の出」に替わって展示されています。

「サン=ラザール駅」。


この絵も見てみたい。 ぼくにとってかがやく3枚目になるかもしれません。

≪ブランシュ・オシュデ・モネ 水辺にて & ソレル=ムセルの家≫
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それから、展覧会に行って、とてもうれしいことがありました。

小説の主人公であるブランシュが画いた絵に会うことができました。

小説の中では触れられていませんでしたが、ブランシュもモネの影響なのでしょうか? 絵を何点か残しているようです。

優しく暖かさを感じる2枚の絵と会えたこと・・・とてもうれしく思いました。

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原田マハの一冊の小説。

モネとの再会。

大切な本。

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12月13日までのモネ展。

もう一度行きたいと思います。サン=ラザール駅、睡蓮たち、そして、ブランシュの絵にももう一度会いたい。


モネという画家を再認識させてくれたきっかけは一冊の本。

やはり色々なことを見たり聴いたり、経験することはとても大切ですね。

この年になっても、新たな出会いが、まだまだたくさんあるのだと思いました。

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展覧会のお土産は、図録と、何枚かの気に入りのポストカード、

そして、ROHDIA の展覧会特別仕様のノート。 これ、気に入りました。

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友達と、展覧会の余韻に浸りながら、上野の駅のそばの「過門香」さんでランチを頂きました。

友達はこの後会社だとのこと。

ビールは次の機会に (笑)。

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初日に行ったのですから、9月19日のこと。

それからずいぶん経ってしまいました。 ^^;

ブログも放置しすぎています。この記事も行って来て半分書いてそのままに・・・orz

11月になって少し余裕ができてくると思うので、少しずつまたブログを書いていきたいと思っています。


今日はこれも久しぶりにコンサート。 大好きなビリスを聴きに行って来ます。
ベートーベンとバッハ、メネシスとのコンサートです。 楽しみ ^^

" 2015/09/19 Claude Mone & Maha Harada"