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北鎌倉東慶寺円覚寺桜& Rachmaninov Piano Trio :20170402 [鎌倉]

Mozart 、Tchaikovsky、Brahms、Mahler、

そして、Rachmaninov。 


アナログそしてCD を稼いだバイト代で月に一枚ずつくらい買って聴く楽しみ。


たぶんそんな順番で良く聴くようになったのだと思います。

もちろん、Beethoven も Chopin も好きなのですが嵌まってしまったのはこの順番。

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リーズ・ドゥ・ラ・サールがピアノを弾くラフマニノフのピアノ三重奏を連れて、

オフ会のあった翌日の4月2日、北鎌倉に今年の桜の具合を確かめるために出かけてきました。

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朝起きて、コリコリコリ ♪

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久しぶりの豆を挽く音と引き立つ香り。

この世の中で好きなにおい、

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焼き立てのバゲットの生地がバチバチと言いながら香ってくるにおい。

音楽を聴きながらの、母からもらった香炉、

季節にあったお香を焚いた時のにおい。


そして、休みの朝に、コリコリコリ 。

ミルを回しながらゆっくりとコーヒー豆を挽く時のにおい。

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美味しく淹れたコーヒーを一杯。

新しく買ったアディダスのデイパックに、E-M1に50-200、それにE-PL6 、

原田マハの「モネのあしあと」を入れて出かけました。

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東慶寺では、山門をくぐったところの彼岸桜と緋桃が迎えてくれました。

彼岸桜はだいぶその華奢な花びらを散らしていましたが、それでも緋桃との薄ピンクと薄い茜色の色彩は、

春の北鎌倉を代表する色彩です。

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バイモも、

くるりん、葉っぱで迎えてくれたし、本堂のところの枝垂れ桜はちょうどの見頃でした。

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ラフマニノフのピアノ三重奏は前から聴いたことはありましたが、

交響曲第2番、チェロソナタ、ピアノコンチェルトの様に心には響いては来ませんでした。

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でも、

このリーズ・ドゥ・ラ・サールのピアノの三重奏はこころのエッジの敏感な部分に、直接に刺激してきました。

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ラフマニノフがモスクワ音楽院に在学中の1892年、19歳の時に完成した単一の楽曲のト短調のもの、
卒業後の1893年に作曲したニ短調の3楽章のもの。

若き日のラフマニノフの2曲のピアノ三重奏はロマンチックで、ロシアっぽい哀愁が感じられる素敵な曲でした。

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最初に聴いた演奏の影響が強く残るけれど、できれば違うものも聴いた方が良いのだなと、気が付かせてくれたリーズ・ドゥ・ラ・サールのピアノ三重奏。


リーズ・ドゥ・ラ・サール(1988年5月8日生のフランスのピアニスト)、

ヴァイオリンはフィルハーモニア・チューリッヒのコンサートマスター、バルトゥオミ・ニジョウ、

チェロは同じくフィルハーモニア・チューリッヒのソロ・チェロ奏者のクラウディス・ヘルマン。

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リーズ・ドゥ・ラ・サールはファビオ・ルイージの指揮、フィルハーモニア・チューリッヒとラフマニノフの4曲のコンチェルトを2013年から2015年にかけてライヴ録音しています。

きっとコンマスのバルトゥオミ・ニジョウとソロ・チェリストのクラウディス・ヘルマンとも気心の知れた仲なのでしょう。

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何年も一緒に演奏を続けている弦楽四重奏団のような、室内楽の親密さが演奏には感じられます。

ビビットな音を際立たせあいながら、時には互いに挑んでいくようでキラキラしている音色たち、
そこから紡ぎだされる哀愁を帯びたラフマニノフらしい美しいメロディと、
重厚なロシア情緒、ロマンティシズム ♪

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チェロの音色がこころにしみてきます。ラフマニノフの曲にはチェロが似合うな。

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彼岸桜、緋桃、バイモ、イカリソウ、ミツマタ、枝垂れ桜 etc etc ・・・、

東慶寺の春の色彩をたくさん味わうことができました。

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次は北鎌倉のソメイヨシノに会おうと円覚寺へ向かいました。

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実は桜の具合が気になって、前の週も訪れていた円覚寺です。

その時に、ぼくにとって今年初めてのソメイヨシノに会ったのですが、まだ一輪、二輪と言う感じでした。

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この日訪れてみると山門の石段右側の桜は2分咲きくらいでした。

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まだまだこれからと言う感じで蕾の方が多かった。

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でも、ぼんぼりの様な桜の形を北鎌倉で、

今年初めて見ることができました。

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円覚寺は梅もいいですけれど、やはり桜も質実剛健の山門や甍に似合います。

桜はやはり日本の花ですね・・・。

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咲きたての、春の日差しに輝く桜たちに会うと、

本当に北鎌倉にも春が来たんだなぁと思います。

蝋梅が咲いて、紅白の梅が咲いて、

もちろん春の訪れを感じていましたが、桜はやはり、


とっても別格なんだなぁと・・・。

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首が痛くなるほどずっと、

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ずっと、

ラフマニノフのピアノ三重奏を聴きながら、

ピアノとヴァイオリンとチェロの素敵な音色を聴きながら、

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北鎌倉に咲いた桜たちに会ってくることができました。

きっと今はもっともっと咲いていることでしょう。

今日の雨はかわいそうだけれど、でもまだ元気に咲いていてくれていると思います。

来週、もう一度行ってみたいなと。

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円覚寺から浄智寺へ。

オフ会の際に肥後細川庭園で、今年初めてシャガが咲いているのを見ましたが、北鎌倉のシャガはどうか確かめたかった。

浄智寺の山門のところの階段の両側にはたくさんシャガが咲きます。

木漏れ日がシャガに降り注ぐ景色がとても好きです。

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まだまだ葉っぱだけの中、一生懸命探して見ると、

一つ二つ、緑の中、

純白の羽を広げたような花が咲いていてくれました。 愛おしく、うれしく思いました。


北鎌倉のシャガはもう少しのようです。

また訪ねてみます。

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リーズ・ドゥ・ラ・サール、吉田秀和さんも、

彼女のショパンのコンチェルト2番は素晴らしいと評していたそうです。

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確かにショパンではないけれど、三重奏の他にラフマニノフのコンチェルトも聴いてみて、注目すべきピアニストなんだなと思いました。

一つ一つのピアノのタッチが深く、しっかりと聞こえてきます。揺らぎ? アドリブではないけれど曲のコンストラクションを壊さない程度の、揺らめきも感じました。

4歳でパリのセルゲイ・ラフマニノフ音楽院に学び、15歳の時のデビューのCD はラフマニノフとラベル。
ラフマニノフに縁があり、そして得意なのでしょうが、

迫力ありそうなタッチなので、ベートーベンやブラームスなども聴いてみたいです。

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ラフマニノフのピアノ三重奏のチェロは良かった。

ラフマニノフにはチェロが良く似合います。そう言えば、

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ある時、ラフマニノフに「なぜヴァイオリンのソナタを書かないのか」と聞くと、

ラフマニノフは「チェロと言う楽器があるから」と答えたとのことです。

なるほど ^^ ラフマニノフはチェロと言う楽器が好きだったのかもしれません。


帰って来て、帰りに買ってきたパンとビールを頂きました。

たくさん歩いて、お腹も空いたし喉も乾きました。


いつもなら発泡酒ですが、気持ちの良い音楽散歩が出来たので、

ここは奮発してと !! 美味しいビールを2本頂いてしまいました。^^v

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