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金沢に行って来ました-2 ( 21世紀美術館と美味しいものたち ^^ ):20151114 [訪れたところ色々]

切れ長の目の美人さん、

北陸新幹線W7系 「かがやき」 に乗るのは2回目ですが、終点の金沢までは今回が初めてでした。

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東京駅からは色々な新幹線が出発しますが、ゆっくりと寛げる「かがやき」、東京から金沢まで2時間28分。

今までは小松空港まで飛行機で出かけていましたが、バスの乗継とかを考えると金沢の駅に着く新幹線は便利だし、シートも広く脚も延ばせて楽ちんだし、料金もリーズナブルです。

仕事で向かうのですが、車窓から景色を眺めながらちょっぴり旅気分、快適な新幹線の2時間半。

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金沢の駅に降り立てば、昨年とは異なってかなりの混雑、人の多さに戸惑いながらも、仕事へと向かいました。

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翌日、仕事が終わって、てくてく。

薄曇り、時々小雨、そのうち本降り(笑)。


雨模様の金沢でしたが、冬場はほとんど青空はないと、地元の人から聞いていたので、

きっと、これが金沢らしい空なんだろうなと、 そんなことを考えながら、

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近江町市場をてくてく。

カニが解禁されていて、たくさん並べられていました。 でも、やっぱりちょっとお高いです。

一ケタ違ったら? ^^;

前の晩に、香箱ガニ(メスのたまごを抱いているカニです)だけ頂くことができました。居酒屋さんで1200円くらいだったかな?

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傘をさしながら、近江町市場、尾山神社、香林坊と歩いて、兼六園の前に。

後で気が付くと、兼六園に行くのを忘れていました・・・ orz

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兼六園も忘れてしまうほど、楽しみにしていた「金沢21世紀美術館」、

愛称は「まるびぃ」(由来は建物が丸いからの様です)。

≪オラファー・エリアソン カラー・アクティヴィティ・ハウス 2000年≫
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広いまるびぃの敷地内に入ると、すぐに目につくのが、この「カラー・アクティヴィティ・ハウス」。

夜は真ん中の光源が光って灯台の様であるとか。それも見たかったですが、曇り空と一緒に色の付いた渦巻きを見ていると、それだけでとても不思議な空間を醸し出していると思いました。

青空よりも、この曇り空で良かったかもしれない。冬枯れの木々の枝たちも良い仕事です。

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カラー・アクティヴィティ・ハウスを一通り写真を撮りながら楽しませてもらうと、

いよいよ、21世紀美術館の建物の中です。

建物の壁は純白、全体を透明なガラスで覆っていて、外から美術館の内部を見渡すことができます。

さすが、ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞をはじめとして、各種の建築の賞を受賞しているだけのことはあります。

とても開放的な明るい感じの素敵な建物の美術館。

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中に入ってみれば、曇りにもかかわらず明るい空間。

開放的で内側も白くて、全面をガラスで取り囲んでいる効果なのでしょうが、清々しくて、光がたっぷりと感じられてこの空間は好きだな。

実際の大きさより、ずっと奥行があって広く感じるエントランスです。

チケットを買う時に「何か割引になるものをお持ちですか?」と聴かれました。 駅や旅行案内所で配布している地図や案内書に1000円の入場料が少し安くなる割引券が付いているようです。

ぼくは、あいにく持っていなかったので、来られる方は是非、駅等でもらってくるとよいと思います。

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外からだけでなくて、中からの景色もアート。

外国からの旅行の方達もたくさんいらっしゃって、すごくインターナショナルな感じ。
英語も中国語も? たぶんタイ語? 韓国語 etc etc ・・・。

こんなにいろんな言語が話されている美術館って、日本ではまるびぃ以外はないのでは?

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早速展示室に入ります。

≪エル・アナツイ パースペクティブ 2015≫
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21世紀美術館では、いくつかのキューブ型の展示室があって、それぞれオブジェが展示されています。

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一つの展示室に一つのオブジェが展示されていて、空間をそのオブジェたちが支配している。

こういう展示の仕方の美術館は初めてです。

≪ペドロ・レイエス 人々の国際連合(pUN) 2013年≫
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そう言えば、ぼくが美術館に行くのはほとんどの場合、絵を見に行くので、このうよなオブジェをじっくりと見るのも、

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一つの展示室に一つの展示物という見せ方も、初めての経験でした。

≪BCL Ghost in the Cell:細胞の中の幽霊≫
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何だか、

もちろんレベルの差はあるけれど、高校や大学時代の文化祭を思い出しました。

この展示は、初音ミクをモチーフとしているそうですが、暗い展示室にオブジェがあるという見せ方は、まさに学生時代の文化祭そのもの(笑)

遠い目・・・? そんな昔のことも思い出してしまいました (笑)。

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一室を一つのオブジェが支配する、そんなちょっと不思議な空間たちに、しばらく、ゆっくり、じっくりと浸ってしまいました。

展示室によっては撮影できるところとできないところがあり、
撮影禁止の案内が貼っていないところもあって、部屋を監視する方に撮れるのかどうかを確認しながら、こんな風に何枚か写真も撮ることができましたが、

≪シルパ・グプタ 無題(ここに境界はない) 2005-2006/ 2011≫
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今回の21世紀美術館で、ぼくが一番面白かったのは、一番時間をかけて見たのは、写真が撮れなかったオブジェ、
「リクリット・ティラヴァニ 《第二章:歯ブラシを忘れずに、カレーヌードルはワームホールを介して食べろ》」というもの。


絵画と3Dプリンターで作成したオブジェを組み合わせたもの何点かで構成しているのですが、
物語性もあって宇宙や時間、空間などを想起させられ、興味深い作品でした。
SFっぽかったかな?

それと絵画の4隅には数字が書かれているのですが、これが何を意味しているのか? 少しの間考えてしまった。

ぼくが理解したのは、隣とか対角線とかの数字を足し算するというものだったのだけれど、何を意味しているのでしょう?


美術って、色々と自分なりに考えたり理解したりするのが楽しいです。 しばらく、この部屋のオブジェたちとは話をしてしまいました。

≪アルフレド &イザベル・アキリザン 移動-もうひとつの国 2014≫
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プールのオブジェは有名ですね。

この後、雨が降ってきたので、下と上に人がいる光景をこの時見られてよかったです。

雨が降ってくると下には人がいるものの、プールサイドは屋外なので人がいなくなって、このオブジェの不思議さがなくなってしまいます。

≪レアンドロ・エルリッヒ スイミング・プール≫
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2時間弱くらいいたかな?

金沢21世紀美術館、まるびぃ、じっくりと楽しませてもらいました。

展示物はきっとこの先に評価が高まるものたちなのだと思いましたが、
まるびぃ、観光客で混雑していたけれど、ウイークデーのもっと空いている時間に、もう一度訪れてみたいと思いました。

開放的な美術館で、展示物を楽しんだり、コーヒーを飲みながら好きな本を読んだりしてみたいです。

美術館のことはこのくらいにして・・・、

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金沢では一泊できたので、食事もいつもより色々なものを食べることができました。備忘録をかねて、ざっと。

香箱ガニ、はす蒸し、

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治部煮、

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もちろん刺身も美味しかったです。

金沢名物を頂き、夜は美味しいお酒 (笑)。

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この前と同じように、ゴ―ゴーカレーでは、

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金沢ブラックカレー。

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近江町市場でカニコロッケの揚げたてを、はふはふしながら、

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加賀屋さんでは去年と同じく

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ビールとお膳を頂きました。

でも、ここも去年よりは混んでいて、並んでお店に入りました。

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〆は、東茶屋街へ雨の中歩いていた時に見つけた「不むろ茶屋」さん。

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美味しい、あん麩もちを頂きました。

雨のせいか? だれもいない店内は、貸切状態。 可愛い店員さんと天気のお話などを (笑)。

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金沢、北陸新幹線効果で、とにかく賑わっています。

新幹線は行も帰りも満席、ホテルはなかなか空き室がありませんでした。物価も少し上がっているのかも?

ピンキィモモさんが前回のコメントに書いて下さったように、少し困った影響も地元の方にはあるようです。色々とみんなで知恵を出し合って上手く調和がとれるようになるといいですね。
金沢、素敵な街ですから。

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じぶんへのお土産です。 まるびぃのメモとマグネット。このデザイン気に入りました。

" 2015/11/14 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa "

金沢に行って来ました-1:20151113 [訪れたところ色々]

てくてく

てくてくてく

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ぽつりぽつりぽつり

時折り泣きだす空の下、金沢の街を少しだけ歩いてきました。

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珍しく一泊。

土曜日は朝に仕事を片付けさえすれば、その後フリータイム。


てくてく

てくてくてくてく

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きっと、

金沢を訪れた皆さんは、見たいところをバスで移動されるのでしょうが、

ぼくは土曜日、てくてくてく、

歩きました。


21世紀美術館の方も、東茶屋街の方も、てくてく てくてくてく (笑)。


知らない街、初めての街は、やはりじぶんの足で歩いてみないと・・・、いつも思います。

路地裏の花たちやや、ショーウインドウの色彩豊かな飾り付け、その地方の特色のある素敵なお店や、美味しいものとその香り、朝の掃除をする街の人たち etc etc ・・・

その街ならではのものたちと出会うためには、歩かないと分からないです。

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街路樹の秋色に染まった紅葉の具合も、じぶんの足で地図を見ながら歩かないと、こんなに綺麗な葉っぱたちも、

見過ごしてしまいます。

曇り空に溶け込んでしまいそうな、金沢の街路樹たちの紅葉、

とてもとても美しかったです  ^^

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歩いていたら、雨が強くなってきましたが、

雨の金沢もしっとりと、なかなかの風情。 

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雨だから気が付く、

こんなのとか、

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こんなに可愛いのとか( どなたが作ったのでしょう? 会ってみたいな 笑 ) 

浅野川の料亭街も、雨ならではの表情。 


出かけた時、今の時期なら青空がもちろん良いのだけれど、

雨の日には、

雨の日の良さがあります。 

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金沢で見つけた、一番可愛い子 笑

金沢の雨。

染まった、真っ赤なもみじ。 


金沢は2度に分けてアップしたいと思っています。

さすが、北陸新幹線が開通した金沢です。 たくさん、見所と食べ処がありました (笑)

次は、金沢21世紀美術館をアップしたいと思っています。 ^^v

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気になっていたところがありました。

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前回来た時は時間がなくて入れなかったのですが、

金沢の駅からすぐのところにある喫茶店、長田亭さんです。

昔ながらの純喫茶? というのでしょうか?

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落ち着いた雰囲気の喫茶店で、おいしいコーヒーを一杯 ♪ 頂いてきました。

こういう喫茶店、少なくなってしまいましたね。貴重なお店。

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お昼には、近江町市場で日替わり定食、700円!!

観光客の方達は、3000円程度の海鮮丼等を食べていましたが、ぼくは地元の人たちしか頼まない(メニューにないんです)日替わり定食を頂きました。

たっぷり~おでん(これだけでも700円以上するのでは?)、鯵のひらき、オクラとイカの和え物(イカがとても柔らかくて美味しかった)が付いていて、このお値段です。

コスパが良くて、美味しかったです。

山盛りご飯も全部頂いてしまいました。 笑

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去年も金沢を訪れたのですが、今回行って、とってもびっくりしました。

北陸新幹線、開業のためだと思いますが、とっても人が多くて混雑していました。

地元の活性化に、新幹線の開業は役立っているのだと思います。 とっても良いこと!! ^^

ただ、ホテルが高くなったのにはびっくりしました。 ちょうど金沢マラソンが開催されるときだったせいもあるのかもしれませんが、ホテルをとるのが大変でしたし、値段も昨年と比べて、ずいぶん高くなっているなと思いました。

PL-6で色々と記録してきたので、もう一回だけ、次も金沢のことを書きたいと思います。

雨でしたけれど、金沢も、とってもよい街ですね ♪

" 2015/11/13 Kanazawa "

京都東福寺の染まりはじめた紅葉たちです:20151110 [訪れたところ色々]

怒涛の一週間が終わりました。

東海道新幹線「のぞみ」で京都まで、東北新幹線「はやぶさ」で仙台へ、

そして北陸新幹線「かがやき」で金沢まで・・・。

気付いてみれば、一通り乗るべき新幹線には全部乗ってしまったかのような??? (笑)

一週間の移動距離としては、

ぼく自身の最長記録かもしれません !!  さすがに疲れて、日曜日は根っこが生えて部屋でぐたーー ^^;

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時間があれば、それぞれブログにアッフしておきたいと思いますが、先ずは「のぞみ」で出かけた京都からです。

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この時期の京都といえば、やはり紅葉が気になります。

もちろん仕事で行きますから、時間はないのですが、京都にはうれしいことに駅からそれほど離れていないところに、紅葉の名所があります。

ちょっとだけ早い時間の新幹線に乗れば、紅葉たちの具合を確かめることができます。

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今年で3年連続で訪れていると思うのですが、それぞれの微妙な時期のずれと、晴れなのか曇りなのか等によって、毎年違った紅葉を見せてくれています。

京都駅から、JR奈良線で一駅乗ったところ、東福寺。

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今年は、前日まで雨。

この日も薄曇りで、ときどき、ぱらぱらと空からの訪問客も ^^;

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ピカピカの秋の青空の下の紅葉たちが見たかったのですが、あいにくの天気でした。

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でも、観念して? ゆっくりと心を落ち着けて、東福寺の紅葉たちにまっすぐに向かうと、

雨のせいでしょうか? 色彩はとても濃くなっていて、空の忘れ物たちも、キラキラと輝いています。

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もみじの木々の黒を基調とするシルエットと、

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京都の渋い、詫び寂び色、

紅葉の紅と

苔の緑色・・・。  とても素敵な色。

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これはこれで、かけがえのない秋の風情。

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曇っているけれど、

透明感。

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隠れた光の粒子たち? のせい。  葉っぱも空気も苔たちも水玉も。

全部が澄み渡っていました。

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東福寺の紅葉の境内、

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落ち着く佇まい、

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心の中まで、静かに澄み渡っていくようでした。

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このまま、しばらく東福寺の紅葉の風情の中に溶け込んでいたかったのですが、

そうはいきません ^^;

仕事です!!

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この日のランチは、京都で一番古いと言われているラーメン屋さん、

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新福菜館さんで頂きました。

スープの色は黒っぽくてこってりしていそうなのですが、

頂いてみると、わりとさっぱりしていて、ペロッと完食です。 麺も小麦の香りがしてもちもちの麺、チャーシューも小さめに切られていて食べやすかったです。

そうそう、スープはチャーシューの煮汁の風味がきいていました。

さすが、京都で一番古いと言われているお店です。 とっても美味しかった。

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仕事を無事に済ませ、お土産はおたべと千枚漬け!!

もう、何と言っても京都の定番です。 千枚漬けは家族に食べられて、じぶんは一口しか食べられませんでした。 ^^;

また、買いに行かねば (笑)

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晴れてはいませんでしたが、それにまだ少し早かったけれど、

染まり始めの京都の紅葉たちに会って来ることができました。

鎌倉もそろそろでしょうか? 久しぶりにこの3連休、北鎌倉と鎌倉を散歩したいと思っています。

相棒たちが、きっとうずうずしていることだと思います。 バッテリーも充電しておかないと ^^;

" 2015/11/10 Kyouto Toufukuji Autumn leaves"

横浜山手西洋館ブラフ18番館&ピリス ショパンPコン2番:20151107 [横浜街歩き]

予報は朝から曇り。

でも、
学校に向かう娘を駅まで送っていけば、雲は多いもののその隙間からは日差しが差し込んでいました。

いったん、家まで帰ってNHKの朝ドラを見ながらコリコリして、コーヒーを飲んでいましたが、

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秋の爽やかな光に我慢できなくなり、デバックに E-M1とWalkman を突っ込んでJRに飛び乗りました。

久しぶりのE-M1。

露出補正は? どうやるんだっけ?? 状態 ^^;

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写真もあまり撮っていなかったので、

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石川町からブラフ18番館に向かう途中、ファインダーから見るものが新鮮すぎて、

シャッターを切りまくってしまいました(笑)。

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先週の日曜日はピリスとメネセスのデュオコンサートに行ってきて、大好きなピリスのピアノの音色を堪能してきました。

ピリスのベートーベンのライヴは初めて聴きましたが、32番ソナタ、さすがピリスです。

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特に第2楽章は素晴らしかった・・・、一音一音がピュアに聴こえてきて、透明感にあふれていました。

最後のピアノソナタ、「輪廻と解脱」、「此岸と彼岸」、「抵抗と服従」。

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アレグロとアダージョの二つの楽章がいろんな譬えで評されるベートーベンの最後のピアノソナタ、

第9などの大作と一緒に作曲された曲ですが、ピリスの演奏からは若々しさと透明なロマンチシズムを感じました。

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メネセスのチェロもバッハの無伴奏2番はきれいな透き通った音色。

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ピリスが相方にメネセスを選んだ理由が分かりました。

メネセスの今回の演奏、今までライヴで聴いたチェロの中では一番のもの。

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Walkman には、

ピリスの新譜のショパンの作品集を入れていきました。

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ブラフ18番館の銀杏の木の下で、薄日の差し込む葉っぱたちといっしょに夜想曲20番。

きらきらと、透過光の葉っぱたち。

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その煌めきのような、ピリスの音色がシンクロして・・・。

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ピリスの夜想曲は18年前に録音したとても有名なものがありますが、

今回の2014年の録音は素晴らしい。
 
若い頃より、音色はもっともっとピュアになり、弱音の美しさは、言葉では言い表せません。

秋風の中に溶け込んでしまいそうな輝く音たち。

ピリスは一音一音を大切に大切に奏でます。 音符一つ一つに命があるように。

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最後の曲、20番。

ライヴ録音ですが、演奏が終わって、しばらく拍手もなく、

聴衆が最後の一音が大気に溶け込んでしまうのを愛おしく、大切に大切にしているのが、CD を通じて、よく分かります。

ピリスいいな・・・。 また来年来てくれるかな。



一人だけの、秋の薄日が差し込む、横浜西洋館でのピアノコンサート ♪

染まり始めた横浜の葉っぱたちと一緒に、とても良い時間でした。

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おなかが空きました (笑)。

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元町のウチキパンで、チーズのパン、メンチカツ、ミートパイ、アップルパイを買って帰りました。

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もちろん、成城石井で赤ワインも ^^

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遅い朝食 ♪ 

ピリスのショパン、ピアノコンチェルト第2番、これも同じCD に入っています、 聴きながら・・・。

ピリス、3度目の録音だと思うのですが、この録音も素敵な演奏だな・・・。


年を重ねれば重ねるほど、素敵になるピリス。 

あんな小さな華奢な体なのに、ほんとに、大好きな音色です。 

ずっと浸っていたいほどです。


素敵な演奏に浸りながら、美味しくいただきました ^^

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今日は横浜はしとしとの雨。

こんな日は、やはりショパンがいいかも ♪

" 2015/11/07 Yokohama Seiyoukan & Maria Joan Pires Chopin "

モネ展 東京都美術館:20150919 [展覧会]

リリー・クラウスとか

最近読んだ長谷川等伯とか

その人の生き方や考えを方を良く知ることによって、今までとは違ったように演奏を聴くようになったり、
絵画を見るようになったりすることがあります。

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昔読んだ本を読み返したときの、

新たな感慨に耽ったり、新しいことに気が付いたりするのと同じなのかもしれませんが、

感覚で見たり聴いたりするのももちろん大切ですが、経験によってもっともっと深く理解することができることもあるのだと思います。

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クロード・モネ、
印象派の中では好きな画家でしたが、

睡蓮と、輪郭がなく光にあふれた作品の偉大な画家と言うくらいの認識でした。

でも・・・、
原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」を読んだときから、クロード・モネのことが頭から離れなくなっていました。
ぼくにとってのフェルメールやルオーと同じように、とても大切な画家になっていました。

それまで感じていた睡蓮や朝の光たちとは違い、一層の輝きと煌めきをカンヴァスから感じるようになっていました。


モネの人となり、その半生、
白内障を患い、最愛の妻や長男や友人たちには先立たれた晩年の悲しみ。その中で自らの最後の大作、睡蓮の壁画に挑む苦悩・・・。

そして、作品の主人公、早くなくなってしまったモネの長男の嫁、ブランシュの義父、モネに対する献身さとその愛おしさ・・・。 


上質な作品は読んだ後、日が経つほどに、心の中で静かに発酵していくのですね。

感動は夜の湖の波紋のようにしずかに・・・静かに・・・知らぬ間に心の中に広がっていました。

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そんな時、「マンモッタン美術館 モネ展」が開催されることを知ったので、

初日の9月19日に友達を誘って東京都美術館まで出かけてきました。

開館前10分くらいに美術館に着くと、階段の上に長い列が見えてきて、これは大変な混雑の時に来てしまったかな?
一瞬思いましたが、まだ美術館の開館前で門が開いていないせいだと分かり、友達と一安心 (笑)

≪雪の効果、日没 1875年 53×64≫
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開館時間になり、10分ほど待ちましたがモネ展初日、

ゆっくり、まったりと楽しんでくることができました。


モネの雪の絵良いなぁ~。

この前オルセー美術館展で見た「カササギ」、とても素敵な絵でしたが、「雪の効果、日没」もとても気に入りました。

寒いのだろうけれど、冬の日の夕方の一瞬をとらえていて、白い雪の上には夕暮れ時の色々な色彩の光が、一日のお別れを言いに舞い降りてきているかのようです。

薄い茜色から、センチメンタルと優しさが伝わって来て、とても気に入りました。

≪霧のヴェトゥイユ 1879年 60×71≫
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「霧のヴェトゥイユ」・・・、

モネは最初の奥さんカミーユを病気で亡くしています。最愛の妻、二人の幼い男の子を残して・・・。

この絵が画かれた1879年はカミーユのなくなった年だそうです。

そんなことを知ると「霧のヴェトゥイユ」霧の中からモネの悲しみが湧き上がってくるようで、しばらくこの絵から離れることができませんでした。

感受性の強い優しい人だったのではないかな?

少し離れて霧の景色の中にずっと佇んでいました。

≪印象、日の出 1872年 50×65≫
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そして、今回の目玉の一つ。

「印象、日の出」。


展覧会でその絵の周りだけ輝いていたという経験を、ぼくは一度だけ持ったことがあります。

フェルメールの「ミルクを注ぐ女」と展覧会で出会った時だったのですが、

今回、2度目の経験となりました。 綺麗な、静かだけれど暖かい、穏やかな色彩・・・。展覧会の中でここだけがほのかな光を発しているかのようでした。

後景の明るいグレーのシルエット、中央より少し向かって右に上る太陽のピュアなオレンジ色。

画面に奥行きを持たせ、引き締める船頭の操る船の潔い黒色。


ただ、もう何も言えずに近くに寄ったり、少し離れて景色を眺めるように佇んでいたり・・・。ぼくはこの絵に会うのは確か2度目だったと思うのですが、今回、本当に好きになってしまいました。

印象派呼ばれる絵画の活動の名前のルーツ、それだけでもすごい画だと思うけれど、そんなことを抜きにしても、
やはり素敵な、

素敵な絵です。

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展覧会には、モネの画いたこんなカリカチュアも(笑)。

展覧会に行くと、画家たちの今まで知らなかった活動をも知ることができて、楽しいですね。

≪睡蓮 1907年 100×73≫
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そして、モネの睡蓮たち・・・。

≪睡蓮 1916-1919年 200×180≫
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睡蓮の絵たちをこんなにゆっくりと鑑賞したことがなかったのですが、

≪睡蓮 1917-1919 100×300≫
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年代別にモネの睡蓮たちを見ていくのはとても興味深かったです。

1926年12月5日になくなるまで、ジヴェルニーの庭で光たちに囲まれながら、睡蓮の絵を画き続けたモネ。

≪しだれ柳 1921-1922 116×89≫
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このしだれ柳も、この前の睡蓮も、もう原型は光の中に溶けてなくなって、ただ光だけがそこにはあります。
20世紀の抽象画の先触れの様に言われることがあるようですが、

きっと目を悪くしたモネには、ジヴェルニーの庭の光たちが、このままに見えていたのだと思います。

光を愛し、その一瞬を捉え続けたモネ。

その姿勢は生涯ずっと変わらなかったのだと・・・、そう思います。

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10月20日からは、もう一枚の大作が「印象、日の出」に替わって展示されています。

「サン=ラザール駅」。


この絵も見てみたい。 ぼくにとってかがやく3枚目になるかもしれません。

≪ブランシュ・オシュデ・モネ 水辺にて & ソレル=ムセルの家≫
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それから、展覧会に行って、とてもうれしいことがありました。

小説の主人公であるブランシュが画いた絵に会うことができました。

小説の中では触れられていませんでしたが、ブランシュもモネの影響なのでしょうか? 絵を何点か残しているようです。

優しく暖かさを感じる2枚の絵と会えたこと・・・とてもうれしく思いました。

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原田マハの一冊の小説。

モネとの再会。

大切な本。

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12月13日までのモネ展。

もう一度行きたいと思います。サン=ラザール駅、睡蓮たち、そして、ブランシュの絵にももう一度会いたい。


モネという画家を再認識させてくれたきっかけは一冊の本。

やはり色々なことを見たり聴いたり、経験することはとても大切ですね。

この年になっても、新たな出会いが、まだまだたくさんあるのだと思いました。

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展覧会のお土産は、図録と、何枚かの気に入りのポストカード、

そして、ROHDIA の展覧会特別仕様のノート。 これ、気に入りました。

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友達と、展覧会の余韻に浸りながら、上野の駅のそばの「過門香」さんでランチを頂きました。

友達はこの後会社だとのこと。

ビールは次の機会に (笑)。

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初日に行ったのですから、9月19日のこと。

それからずいぶん経ってしまいました。 ^^;

ブログも放置しすぎています。この記事も行って来て半分書いてそのままに・・・orz

11月になって少し余裕ができてくると思うので、少しずつまたブログを書いていきたいと思っています。


今日はこれも久しぶりにコンサート。 大好きなビリスを聴きに行って来ます。
ベートーベンとバッハ、メネシスとのコンサートです。 楽しみ ^^

" 2015/09/19 Claude Mone & Maha Harada"